本講座の目的とあなたのゴール
目的
本講座の目的はあなたが「アニメーション制作」の仕事内容を理解し「1分1万円以上の単価」で「仕事ができるようになるまでの道筋」を完全に理解することにあります。
実際に実践するかどうかはその人の現状と目的次第ですので、各自でご判断いただければと思います。
Vyondを活用したアニメーション動画制作を仕事にしている人は他にもいらっしゃると思いますので、あくまでも1つの事例として学んでください。
教材では、私がアニメーション制作の仕事を依頼する時に、事前に理解しておいて欲しいこと、実際に1分1万円以上の単価の仕事をお渡しする上で、動画クリエイターに求めていることなどを解説しています。
扱う題材は主に企業PR案件の動画制作を前提としていますので、あらかじめご了承ください。
動画制作で本格的に稼いでいきたい人向けの教材となっていますので、ぜひガッツリ学んでいってください。
現状(As-Is)
この教材では、受講者が以下のような状態であると想定しています。
- Vyondの基本的な使い方を理解している
- 高単価の仕事をしたいと考えている
- 企業案件の動画制作をしてみたい。けど、何をすればいいかわからない
- すでに動画制作の仕事をしているけど、単価が安くて困っている。もっと高単価の仕事をしてみたい
具体的には説明ページに登場した、以下のような方々です。
営業メールを100件送って成約0件。1本5万円でも案件が取れず、困っています。もう何をすればいいかわかりません。
クラウドソーシングサイトで案件を見つけ、YouTubeのスカッと系動画の編集をしていますが、1本5000円の報酬しかもらえず、単価が低くて悩んでいます。
こういった状況に陥った人がなぜ稼げないのか?どうすれば高単価な動画クリエイターになれるのか?を解説していきます。
動画制作初心者の人は「最低でも半年」は「毎日動画制作に取り組む」覚悟でいた方が成功確率が上がります。
受講後(To-Be)
この教材は、受講者が以下のような状態になることを目指しています。
- なぜ自分が低単価の仕事をしているのか?を理解している
- 「質の高いアニメーション動画」を作るための道筋を理解している
- 企業案件動画における「アニメーション動画制作」の仕事領域で「何が求められているのか?」を理解している
質の高い動画を作ることができると、動画制作事業においてあらゆる面で他社より有利になります。ぜひチャレンジしてみてください。
なぜアニメーション動画制作を学ぶべきか?
ここで本編に入る前に、もうすでにご存知かもしれませんが、今一度「アニメーション動画制作」を学ぶビジネス的なメリットを確認します。私は、アニメーション動画制作はビジネス初心者にもオススメな仕事の1つであると考えています。
その理由を解説します。
在庫リスクがない
アニメーション動画制作は物販系ビジネスと違い、在庫という概念がありません。つまり仕入れや在庫保管費などが不要なため、資金繰りも容易であり、開始から数ヶ月で資金不足によりパンクするといった状態になりづらいです。
初期費用としてはPC代、ツール代など含め、だいたい30万円程度あれば始められるのも魅力的です。
単価が高い
アニメーション動画制作は高単価な相場で勝負ができるビジネスです。クラウドソーシングサイトは低単価な案件のオンパレードですが、企業案件だと1本数十万レベルで案件を受注することができます。
私がアニメーション動画制作事業をしているのは、この「単価の高さ」が大きな理由の1つになっています。
手離れが良い
アニメーション動画制作は、基本的には1度納品したらそれで終了。メンテナンスなども不要なため、非常に手離れの良いビジネスです。
納品して終了という「わかりやすさ」も魅力の1つです。
資産性が高い
アニメーション動画は、過去に制作した動画が資産として積み上がっていきます。
例えば、自社の動画を作ってYouTubeにアップロードしておけば、その動画が自動で営業して、お客さんを連れてきてくれます。(営業の自動化ができます)
他社の動画を作り、その動画がクライアント様のビジネスを手助けできていれば、自然と向こうからリピートで依頼が来ることもあります。
動画は自分から削除しない限り、基本的には無くならないというのも大きな魅力です。
1つ欠点があるとしたら、質の低い動画は資産ではなく負債となる点です。(お客さんが初めて見る動画が、ショボい動画だったら、他の動画もショボいと思われるということです。
制作できる動画の質が上がってきたら、過去に公開していた質の低い動画を非公開にするなどして、メンテナンスをしていきましょう。
しっかり積み上げていけば、時間経過とともに営業がラクになっていきますよ。
拡張性が高い
アニメーション動画制作はそれ単体でビジネスになるだけでなく、広告業や教育業など、他のビジネスへの拡張性も期待できます。
例えば、動画制作を覚えた人が「広告運用」を覚えれば「動画制作」+「動画広告運用」で仕事を請け負うことができます。
他の事業と掛け算がしやすいので、とりあえず始めるビジネスとして優秀です。
場所を選ばない
動画制作の仕事はネットがつながっていれば、どこでも仕事ができることも魅力的です。
場所に縛られない働き方ができるので、参入しやすいです。
時間を選ばない
また、動画制作の仕事は「動画を作って納品できればOK」なので、作業時間に縛りがなく、深夜でも早朝でもできる点もまた、魅力的です。
それぞれの現状にあった働き方ができます。
アニメーション動画制作のリスク
ただ、アニメーション動画制作にはリスクもあります。
リスクを過大に評価する必要がありませんが、どんなリスクがあるか?はあらかじめ把握しておきましょう。
Vyond依存リスク
今回紹介するアニメーション動画制作では「Vyond」というツールを使っています。そのためVyondが使えなくなったら、成立しないというリスクを抱えています。
例えば「夜にネット回線が重くなると、Vyondの動作が重くなる」といったことは珍しくない頻度でおきますし、Vyondを運営するGoAnimate社が倒産したら、使えなくなるリスクもあります。
これらのリスクを完全に回避することは難しいので、他のツールを使えるようにしておく、紹介できる動画クリエイターを複数抱えておくなど、もしもの時のためにリスク分散をしておくことが大切です。
動画制作の前に契約書を交わす場合は、これらの項目を入れておくと良いでしょう。
行動にリスクはつきものです。リスクがあるから行動しないのではなく、リスクを承知した上でどんな行動をするか?を考えていきましょう。
アニメーション制作が上達する人・しない人
ここで本編に入る前に、アニメーション制作が上達する人と上達しない人の違いを確認していきます。
超大事なので始めに解説します。
上達する人
自己理解ができている
本編の中でも触れていますが「自己理解」は結果を出す上で非常に重要です。「自己理解ができている=自分の現在のステータスを把握している」ことを意味します。
自分が持ってるお金、スキル、時間などを把握していますか?それらを意識的に管理・運営していますか?
例えば、人はみな1日24時間。生きていれば必ず時間があります。「時間がない」と嘆く人は「自分で時間を管理していないだけ」です。その限られた時間をアニメーション制作に使える人こそが、上達していく人になります。
自分の人生を経営できるのは自分だけ。この自覚を持ち、何事も覚悟を持って取り組むことが結果を出すために重要です。いわゆる自責思考ですね。
目的がハッキリしている
あなたがアニメーション制作をする目的は何ですか?
- お金を稼ぐため
- 本業の会社員の他に副業で月10万を稼ぎ、将来の起業に備えるため
- 在宅で子育てをしながら、空いてる時間に仕事をし、生活費を月に12万円ほど稼ぐため。子育てを蔑ろにしてまでは稼ぎたくない
- 私には月60時間ほどの自由時間がある。その時間を使って月30万ほどの収入を増やしたい。3ヶ月以内に達成したいと思っている。そのためにアニメーション制作をやっている
なぜ自分がアニメーション制作をするのか?目的がハッキリしている人、そしてそれを明確な目標に落とし込んでいる人ほど、継続的にアニメーション制作に取り組む理由がある=アニメーション制作が上達しやすいです。
ただ目的を掲げるだけではなく、目標数値を決めたり、期限を設定することで、より成果が出る確率は上がっていきます。
「他人に言われたからやる」のではなく「自分が決めたからやる」と言い切れる人が結果を出しやすいです。
基本を徹底している
質の高いアニメーション制作で大切なことは基本の徹底です。
「めんどくさいけど、大切なこと」を1つ1つ積み重ねることで、質の良いアニメーション動画が出来上がります。オリジナルの表現をしたいのであれば、まずは基本となる型を学び尽くすようにしましょう。
相手が気づかないレベルで基本を徹底するからこそ、質の高い動画を作ることができますよ。
続いてアニメーション制作が上達しない人について。
上達しない人
自己理解ができていない
「自己理解ができていない=自分の現在のステータスを把握していない」という人は、的外れな行動・分析・意思決定をするので、結果的にアニメーション制作が上達しません。
目的地まで描かれた地図があっても、現在地がわからなければ意味がない、ということです。
- 「自分には時間がない」と思っているけど、実は「時間を管理していないだけ」の人。そんな人は何にどれだけ時間を使っているか、時間を計測することから始めましょう
- 「自分にはセンスがない」と思っているけど、実は「知識がないだけ」の人。そんな人は基本となる知識を学び、それを実践することから始めましょう
- 「行動してるのに結果が出ない」と嘆いているけど、実は「行動量が全然足りてないだけ」の人。そんな人は結果を出してる人の行動量を知り、その3倍をやりましょう
上記のような間違った自己理解は自分の行動を制限し、自分の未来を制限します。そうしないためにも「事実」に基づいた自己認識が必要です。
自分が自分の敵になるのではなく、自分が自分の味方になるような考え方を身につけていきましょう。
目的がハッキリしていない
自分がなぜアニメーション制作をするのか、説明できますか?
「目的がハッキリしていない」と「結果が出る前に離脱してしまう可能性」が高くなります。「目的をハッキリさせること」は「継続率の向上」につながりますので、自分がなぜアニメーション制作に取り組むのか?を明確にするようにしましょう。
目的自体は人それぞれ、何でもOK。どんな人であれ、最終的には「自分がやると決めたから、自分はアニメーション制作をしている」ということになります。自分の意思決定を裏切らないためにも、やると決めたら徹底的にやり抜いていきましょう。
私は「お金が稼げるまでの道筋が見えたから」「それを実現していく過程が面白そうだから」アニメーション動画制作をやっています。目的はお金を稼ぐことですね。
基本を徹底していない
質の高いアニメーション制作ができない人は、基本を徹底できていません。どこかで基本を蔑ろにしている=質の低いアニメーションになってしまう、ということです。
その基本とは何か?本編で解説していきます。
この教材で解説されていることをマスターすれば、企業案件動画のアニメーション制作に自信を持って取り組めるようになりますので、頑張っていきましょう。