導入編|【動画シナリオライターへの道】企業案件動画台本制作の教科書

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本講座の目的とあなたのゴール

目的

本講座の目的はあなたが「台本制作」の仕事内容を理解し「1本20万円以上の高単価案件」にも通用する「企業案件動画の台本の作り方」を完全に理解することにあります。

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実際に実践するかどうかはその人の現状と目的次第ですので、各自でご判断いただければと思います。

今回紹介する台本制作の方法は、私が実際に企業案件動画の台本を作るときに実践してる方法を解説したものですので、あくまでも1つの事例として学んでください。

教材では、私が台本制作をする上で、事前にやっていること、実際に企業案件の仕事をする上で、必ず抑えている点などを解説しています。

扱う題材は主に企業PR案件の動画制作を前提としていますので、あらかじめご了承ください。

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動画制作で本格的に稼いでいきたい人向けの教材となっていますので、ぜひガッツリ学んでいってください。

現状(As-Is)

この教材では、受講者が以下のような状態であると想定しています。

  • Vyondでアニメーション動画を制作できる
  • もしくはアニメーション制作チームを抱えている
  • 高単価の仕事をしたいと考えている
  • 台本の作り方、できれば企業案件に通用する台本を作れるようになりたい。けど、何をすればいいかわからない
  • シナリオライターに依頼した原稿をチェックできるようになりたいけど、いまいち何をチェックすればいいかわからない
  • すでに動画制作の仕事をしているけど、単価が安くて困っている。もっと高単価の仕事をしてみたい

具体的には説明ページに登場した、以下のような方々です。

20代男性

Vyondに関する教材を何個か買ったけど、結局「Vyondの使い方を解説しただけの教材」が多く、稼げていない。

20代男性

企業案件動画をやってるけど、1本5万円くらいの単価でやっていてあまり稼げない。どうすれば1本20万円以上の単価で仕事を受注できるようになるのかを知りたい。

30代女性

クラウドソーシングサイトで案件を見つけ、YouTubeのスカッと系動画の編集をしていますが、1本5000円の報酬しかもらえず、単価が低くて悩んでいます。

こういった状況に陥った人がなぜ稼げないのか?どうすれば1本20万円以上の企業案件にも通用する台本を作れるようになるのか?を解説していきます。

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台本制作初心者の人は「めんどくさい」「自分には関係ない」という態度を取らずに「解説されてる通りの行動を確実に積み重ねる」という覚悟を決めた方が成功確率が上がります。

受講後(To-Be)

この教材は、受講者が以下のような状態になることを目指しています。

  • なぜ自分が低単価の仕事をしているのか?を理解している
  • 「企業案件レベルに通用する台本」を作るための道筋を理解している
  • 企業案件動画における「台本制作」の仕事領域で「何が求められているのか?」を理解している
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企業案件レベルの台本制作ができると、適当に動画を作ってる人より確実に受注確率や継続率が上がります。ぜひチャレンジしてみてください。

なぜ台本制作を学ぶべきか?

ここで本編に入る前に、もうすでにご存知かもしれませんが、今一度「台本制作」を学ぶビジネス的なメリットを確認します。私は、台本制作は長期的に稼いでいきたいと考える人にオススメな習得すべきスキルの1つであると考えています。

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その理由を解説します。

自分で台本が作れるようになる

あなたがアニメーション動画クリエイターであれば、1番のメリットはシンプルに「自分で台本が作れる」という点に尽きるでしょう。

自分で台本が作れるようになると、最低限の独り立ちができるようになるので、アニメーション制作者としてフットワーク軽く、様々な案件に挑戦することができるようになります。

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自分で営業ができる場合に限りますが、1本5万〜10万円レベルの企業案件であれば、企画や構成などのスキルがなくても、請け負うことができます。

質の高いアニメーション制作ができる場合は、もっと単価を高く提示できる場合もあります。

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自分で営業ができない場合は、そこまで大きく稼ぐことはできませんが、チームに所属することで安定して稼ぐことが可能になります。

個人的には営業が苦手な人は、チームに所属する方が現実的ですので、そちらを推奨します。

質の高いアニメーション制作ができる場合はチームに所属したとしても、月に4本くらい動画を制作すれば10万〜20万程は稼げるでしょう。

そもそも、自分で台本を作ることができないアニメーション動画クリエイターは、台本制作を外注するか、チームに所属して動画を制作するか、台本制作に挑戦するしか選択肢がありません。

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どうしても時間が足りない人は台本制作を外注するか、チームに所属するしか現実的な選択肢がありません。

時間を確保できる方は「台本制作」に挑戦し、スキルアップを目指すのもアリ、という感じです。

アニメーション動画クリエイターが台本制作できるようになると、1人で企業案件動画をこなすことができるようになり、稼げる金額も上がっていきます。

安定して高単価の案件をこなせるクリエイターになりたい場合は、台本制作に加えて「企画」や「ディレクション」などといったスキルを身につけると、1本20万円以上の単価で仕事を得られるので、どんどんスキルアップしていくのがオススメです。

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ここまでくると、1人アニメーション動画制作会社として独立できるレベルになります。

台本制作を外注するべきかどうか?がわかる

台本制作を学ぶ隠れたメリットの1つが「自分が台本制作を請け負うべきか?」「それとも外注すべきか?」がわかる点にあります。

正直、どんなスキルにも人それぞれ向き不向きがあります。例えば私は、自分でアニメーション制作を試した上で「これは違うな」と思ったので「アニメーション制作の仕事は外注すること」にしました。

台本制作もアニメーション制作と同じように「どうしても苦手」という方もいると思うので、そういう人は外注も検討してみると良いでしょう。

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1人の人が使える時間は限られているので、割りに合わない場合はサッサと諦めて、外注した方がビジネス的にうまくいく可能性が高いです。

そして、最終的には自分が台本制作ができるとしても「他の仕事を優先するために外注する」ということも考えられます。

そんな時も、自分で台本制作ができると「外注して制作した台本の良し悪しを自分で判断できる」ので、台本制作を学ぶメリットは「自分で台本制作をする場合」「外注する場合」のどちらにおいても大きいと言えるでしょう。

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自分でゼロから作ることができない人でも、ある程度の知識があれば「作られたものをチェックすること」はできますよ。

私は自分でゼロから質の高いアニメーション制作をすることはできませんが「質の高いアニメーション動画が満たしている条件は何か?」を理解しているため、アニメーション制作の品質管理をすることができています。

在庫リスクがない

台本制作は物販系ビジネスと違い、在庫という概念がありません。つまり仕入れや在庫保管費などが不要なため、資金繰りも容易であり、開始から数ヶ月で資金不足によりパンクするといった状態になりづらいです。

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初期費用としてはパソコンとネット環境があれば始められる点も魅力的です。

手離れが良い

台本制作は、動画が納品されたらそれで終了になります。メンテナンスなども不要なため、非常に手離れの良いビジネスです。

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納品して終了という「わかりやすさ」も魅力の1つです。

場所を選ばない

台本制作の仕事はネットがつながっていれば、どこでも仕事ができることも魅力的です。

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場所に縛られない働き方ができるので、参入しやすいです。

時間を選ばない

また、台本制作の仕事は「台本を作って納品できればOK」なので、作業時間に縛りがなく、深夜でも早朝でもできる点もまた、魅力的です。

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それぞれの現状にあった働き方ができます。

言語化スキルが身につく

ビジネスで結果を出していく上で「言葉」に関するスキルは、最も重要なスキルの1つです。特に自分の思考や感情を言葉にする「言語化スキル」はビジネスに限らず、日常生活においても大きく役に立ちます。

台本制作という仕事では、まず、クライアントの視点、視聴者の視点など、自分以外の人の視点で物事を捉える必要があります。

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自分以外の人の視点から考える「視点移動」を前提とした思考を必要とするため、自ずと「客観的思考」を身につけることができます。

そして、それぞれの感情、事実、解釈などを言語化していき、それぞれの心の動きがどのように変化していくのかを想定した上で、限られた文字数の中で台本を1つの原稿に落とし込んでいく必要があるため、要約スキルや語彙力なども求められます。

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台本制作の仕事の過程で培う「言語化スキル」は他のどの仕事をする上でも応用が効くスキルですので、ぜひ磨いていってください。

制作スピードが上がる

これは他のスキルと併用した場合の話ですが、台本制作までを一気通貫でできると、コミュニケーションコストを削減できるため、制作スピードを大幅に上げることができます。

例えば、私はヒアリング、企画、構成、台本制作までを自分1人で担うことができるので、いざというときはヒアリングMTGのあと1時間くらいで台本制作までを終わらせることもできます。

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1人の人がワンストップで複数の業務を片付けられると、この「時間削減のメリット」を享受できるため、結果として時給単価が上がりやすいです。

拡張性が非常に高い

台本制作の過程で身につけるリサーチ力、論理的思考力、語彙力、批判的思考力、観察力、洞察力、言語化能力などといった抽象的スキルは、他の仕事にも役立つ、非常に拡張性の高いスキルです。

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言葉を必要としない仕事は存在しないので、言葉を磨くスキルは一生の財産になります。

台本制作のリスク

ただ、台本制作にはリスク(不確実性)もあります。(どんなことにもリスクあるので、それを自覚することが大切です

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リスクを過大に評価する必要はありませんが、どんなリスクがあるか?はあらかじめ把握しておきましょう。

台本制作スキル単体では単価が安い

理解編で詳しく解説しますが、台本制作スキルはそれ単体ではあまり稼げません。私が制作する2分程度(600〜650文字程度)の企業案件動画の台本制作も、1万〜2万円あれば外注することが可能です。(おそらくもっと安くやってくれる人もいます。

ただ、アニメーション制作を始めた序盤の段階で、1本の動画を制作するたびにシナリオライターに台本制作費を支払うのが惜しいという方もいると思いますので、そういう人にとっては金銭的メリットがあると言えるでしょう。

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1本5万〜10万の単価で仕事をする場合は、1〜2万のコスト削減はメリットが大きいので、金銭的な側面からも、台本制作のスキルは身につけるメリットがあると考えられます。

1本20万以上の単価で仕事をする場合は、1〜2万のコストを支払って外注化を検討しても良さそうです。

単価がいくらであるにせよ、「コミュニケーションコストが削減できる」「短時間で制作を終わらせることができる」といった「コスト削減」のメリットが大きいので、そういった側面から考えると、台本制作のスキルは身につけるべきであると言えます。

習得するまで時間がかかる

台本制作に限らずライティング系のスキルは習得までに時間がかかるケースが多いです。そもそも「書く習慣がない人」は絶対的な量が不足しがちなため、最初は「1日1本台本を作る」などといった「量を指標にする目標」を立てた方が良いでしょう。

2分動画であれば文字数600〜700文字程度ですので、量としてはそこまで難しくなく、むしろ「どこを削るべきか?」という「要約力」を求められるスキルになります。

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とにかく最初は「中途半端に終わらせずに完成させる」ことにこだわって制作してみてください。駄作でも良いから完成させて、1つ1つ積み上げることが重要です。

ちなみに私は2020年5月にVyondを始めるまで、まともに動画台本を作ったことはありませんでした。ただ、今までにブログやLPやメルマガなど、合計で100万文字以上は余裕で書いてきていたため、少し調整するだけで動画台本を書けるようになりました。

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先ほども述べたように、ライティング系の、言語に関わるスキルは、汎用性が高いため、真っ先に身につけるべき優先度の高いスキルと言えます。

台本制作が上達する人・しない人

ここで本編に入る前に、台本制作が上達する人と上達しない人の違いを確認していきます。

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超大事なので始めに解説します。

上達する人

自己理解ができている

本編の中でも触れていますが「自己理解」は結果を出す上で非常に重要です。「自己理解ができている=自分の現在のステータスを把握している」ことを意味します。

自分が持ってるお金、スキル、時間などを把握していますか?それらを意識的に管理・運営していますか?

例えば、人はみな1日24時間。生きていれば必ず時間があります。「時間がない」と嘆く人は「自分で時間を管理していないだけ」です。その限られた時間を台本制作に使える人こそが、上達していく人になります。

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自分の人生を経営できるのは自分だけ。この自覚を持ち、何事も覚悟を持って取り組むことが結果を出すために重要です。いわゆる自責思考ですね。

目的がハッキリしている

あなたが台本制作を学ぶ目的は何ですか?

  • お金を稼ぐため
  • アニメーション制作の仕事でお金を稼ぐため
  • アニメーション制作の仕事で企業案件を獲得し、1本5〜10万円程度の価格で仕事をし、将来的には1本20万円以上の単価で仕事をいただけるようにするため

なぜ自分が台本制作をするのか?目的がハッキリしている人、そしてそれを明確な目標に落とし込んでいる人ほど、継続的に台本制作に取り組む理由がある=台本制作が上達しやすいです。

ただ目的を掲げるだけではなく、目標数値を決めたり、期限を設定することで、より成果が出る確率は上がっていきます。

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「他人に言われたからやる」のではなく「自分が決めたからやる」と言い切れる人が結果を出しやすいです。

基本を徹底している

台本制作で大切なことは基本の徹底です。

「めんどくさいけど、大切なこと」を1つ1つ積み重ねることで、企業案件の要件に合う台本が出来上がります。オリジナルの表現をしたいのであれば、まずは基本となる型を徹底的に守り切ることから始めましょう。

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相手が気づかないレベルで基本を徹底するからこそ、筋の通った台本を制作することができますよ。

続いて台本制作が上達しない人について。

上達しない人

自己理解ができていない

「自己理解ができていない=自分の現在のステータスを把握していない」という人は、的外れな行動・分析・意思決定をするので、結果的に台本制作が上達しません。

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目的地まで描かれた地図があっても、現在地がわからなければ意味がない、ということです。

  • 「自分には時間がない」と思っているけど、実は「時間を管理していないだけ」の人。そんな人は何にどれだけ時間を使っているか、時間を計測することから始めましょう
  • 「自分にはセンスがない」と思っているけど、実は「知識がないだけ」の人。そんな人は基本となる知識を学び、それを実践することから始めましょう
  • 「行動してるのに結果が出ない」と嘆いているけど、実は「行動量が全然足りてないだけ」の人。そんな人は結果を出してる人の行動量を知り、その3倍をやりましょう

上記のような間違った自己理解は自分の行動を制限し、自分の未来を制限します。そうしないためにも「事実」に基づいた自己認識が必要です。

クレメア

自分が自分の敵になるのではなく、自分が自分の味方になるような考え方を身につけていきましょう。

目的がハッキリしていない

自分がなぜ台本制作をするのか、説明できますか?

「目的がハッキリしていない」と「結果が出る前に離脱してしまう可能性」が高くなります。「目的をハッキリさせること」は「継続率の向上」につながりますので、自分がなぜ台本制作に取り組むのか?を明確にするようにしましょう。

目的自体は人それぞれ、何でもOK。どんな人であれ、最終的には「自分がやると決めたから、自分は台本制作をしている」ということになります。自分の意思決定を裏切らないためにも、やると決めたら徹底的にやり抜いていきましょう。

クレメア

私は今まで身につけたスキルを転用することで、サクッとできそうだから「台本制作」を自分でやることにしました。今後、時間を確保する必要性が出てきた場合は台本制作を外注をすることでしょう。

大切なのは目的に合わせて、行動を変えるということですね。

基本を徹底していない

台本制作ができない人は、基本を徹底できていません。リサーチをする。知らない言葉を調べる。類語を調べる。言い換えを調べる。ニュースを調べる。台本制作はリサーチが9割ですが、この作業は地味なため、適当にこなす人が多いです

こういう部分で差がつきますので、やると決めたのであれば基本を徹底するようにしましょう。

クレメア

その基本とは何か?本編で解説していきます。

この教材で解説されていることをマスターすれば、企業案件動画の台本制作に自信を持って取り組めるようになりますので、頑張っていきましょう。