【実例解説】動画初心者が高単価企業案件を獲得するための「サンプル動画」の作り方【基礎基本・初級編】

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クレメアです。今回は「サンプル動画の作り方」を解説します。


クレメア

自分で様々なサンプル動画を作れるようになると、新規での企業案件の営業ができるようになりますので、企業案件を獲得したい動画クリエイターの人は是非参考にしてください。

Contents
  1. 理解編
  2. サンプル動画って何?
  3. この教材で達成すべきゴール
  4. 利害関係者の心情理解
  5. サンプル動画の制作目的
  6. サンプル動画の設計思想
  7. 制作動画とサンプル動画の違い
  8. サンプル動画制作の事前リサーチ
  9. サンプル動画制作の素材集め
  10. サンプル動画の実例・制作意図解説
  11. 実際に納品した動画
  12. やってはいけないNG行動集
  13. 実践編
  14. サンプル動画を作るときの流れ
  15. さいごに

理解編

この教材では「私が実際に高単価案件を獲得した事例」を参考に「サンプル動画の作り方」を解説します。が、まず先に「サンプル動画を作る上で理解しておくべきこと」を解説します。

サンプル動画に関して深く理解してから制作することで、無駄な時間や手間を省くことができますので、ぜひ集中して読んでください。


クレメア

理解編は非常に重要なので、ぜひ何度も読んでみてください!

サンプル動画って何?

サンプル動画とは

サンプル動画は、動画制作者が、まだ案件の受注が確定していない段階で、クライアント様に、制作する動画のイメージを理解してもらうために、無償で制作する動画のことです。

<サンプル動画の特徴>

  • 無償で作る
  • 案件受注が確定していない時に作る
  • クライアント様のために作る

また、サンプル動画を制作する目的は状況によって変わりますが、だいたい以下のような目的を達成するために制作します。

<サンプル動画制作の目的>

  • クライアント様に動画制作の依頼をしてもらうため
  • クライアント様が動画制作の依頼をする際のリスクを減らすため
  • 最短でクライアント様が必要とする動画を制作するため

詳しくは教材内で解説していますので、ぜひ集中して読んでいってください。

この教材で解説する、私が動画制作歴2ヶ月の時に実際に制作し、高単価案件を獲得したサンプル動画がこちらになります。(解説を読む前に、一度視聴して、どんな雰囲気かを味わってみてください

後ほど、こちらの動画を題材に、サンプル動画制作について詳しく解説します。(ちなみにこの動画の制作時間はどれくらいだと思いますか?予想してみてください。後半で答えを載せています。


クレメア

まだ実績が少ない場合や、高単価の案件を獲得したい場合は「サンプル動画」の制作をすると、案件受注率が上がります。

私は動画制作の仕事を始めた当初、サンプル動画を制作し高単価案件(1本10万円以上)のお仕事を頂くことができました。今も事前に完成イメージをすり合わせたい時や、事前にクライアント様の情報を深く理解しているときに、サンプル動画を作ることがあります。

企業案件で制作する動画は基本的に「企業様の希望を叶えるオーダーメイドの動画を作る」ことになり、サンプル動画の制作はその練習にうってつけです。ですので、初心者の方はこの教材を参考に「サンプル動画」を作れるようにしましょう。


クレメア

自分で制作意図を説明できるサンプル動画を作れると、自信を持って企業様に動画制作の提案をできるようになりますよ。

サンプル動画を作るタイミング

サンプル動画を制作するタイミングはいくつかあるので、私が実際に制作をしているタイミングを紹介します。

ヒアリング後に制作するフロー

<ヒアリング後に制作するフロー>

  1. お問い合わせを受ける
  2. ヒアリングをする
  3. サンプル動画を制作する

こちらのフローの特徴は「クライアント様にヒアリングをした後にサンプル動画を制作している点」です。一度ヒアリングをしてから制作することで、より精度の高いサンプル動画を制作できます。


クレメア

クライアント様はサンプル動画の出来を見てから、本制作の依頼を決めるイメージです。

一度サンプル動画を見てから依頼していただき、納得していただいた状態でその後の工程が進むので、比較的オススメなフローです。

また、ヒアリングのときに「もし宜しければサンプル動画を制作させていただきますので、それを見てから発注をご検討していただいても構いません」と提案することで、クライアント様の「よくわからない人に発注してしまうリスク」を軽減でき、満足度も上がるのでオススメです。


クレメア

サンプル動画を制作した上で断られた場合は、相性が悪かったということで諦めましょう。

ちなみにこちらのパターンでサンプル動画を制作する際はクライアント様が思わず「もうこの状態でOK!ぜひ納品して欲しい!」と言いたくなるような「即納品を意識して完成度の高い動画を作ること」を心がけます。

紹介を受けて制作するフロー

<紹介を受けて制作するフロー>

  1. 紹介者からクライアント様の情報を聞く
  2. サンプル動画を制作する
  3. 動画活用の提案をする

こちらのフローでは、紹介者の方にクライアント様の情報を聞いて、サンプル動画を制作することになります。スピードを重視するときもあれば、即納品を意識してクオリティの高い動画を作ることもあります。


クレメア

今回、教材で紹介するのはこちらの「紹介者から紹介いただいてサンプル動画を制作したパターン」です。

紹介を受ける場合は、提案をさせていただく立場になるので、クライアント様の事業を理解した上で、事業に貢献する動画制作の提案をすることが大切です。

的外れな提案にならないよう、事前にしっかりとクライアント様の情報をリサーチすることを怠らないようにしましょう。

ポートフォリオのために制作するフロー

<ポートフォリオのために制作するフロー>

  1. 架空のテーマを設ける
  2. サンプル動画を制作する
  3. ポートフォリオに掲載する

これは私が実際にやって「失敗したなー」と思ってるパターンです。

結論から言うと、こちらのフローはオススメしません。それはなぜか?というと「リアリティがない」ため動画のネタを考えるのが非常に難しく「何のために作るか?」「だれのために作るのか?」「だれが見るのか?」などが曖昧な動画が完成してしまうためです。


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私も最初はポートフォリオのためにサンプル動画を制作しようとしましたが、非常に制作しづらく、完成度も低くなりました。

まだ、企業案件の動画を制作したことがない人は、経営者や事業をやってる知り合いの方向けに格安で動画制作をやるか、すでに企業案件をやってる人と一緒に仕事をして「企業向け動画制作の流れ」を理解するのがオススメです。


クレメア

私も企業向けの動画制作者をたまにTwitterにて募集していますので、興味がある方はお声がけください。

サンプル動画を作るメリット

サンプル動画を作るメリットは以下の通りです。

  • クライアント様に具体的な動画イメージを提示できる
  • 動画の完成イメージのすり合わせが可能になる
  • 本制作時のコミュニケーションコストを低減できる
  • サンプル動画を即納品できる可能性がある

サンプル動画を制作するメリットはまさに「百聞は一見に如かず」という言葉の通り、パッと見で「どんな動画が制作できるか?」が理解して頂けることにあります。


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クライアント様に動画のイメージをして頂けることで「動画あった方が良さそうだな」と思ってもらえる確率が上がります。(もちろん、そうなることを狙ってサンプル動画を制作します

また、サンプル動画が「叩き台」の役割をしてくれるので、その後の本制作をするときに「あのシーンの部分を使って欲しい」「色合いはあれでOK」のような感じで、コミュニケーションが円滑に進むようになります。

さらに、後ほど詳細を記述しますが、制作するサンプル動画によっては、サンプル動画に少し手直しをするだけで納品することができる場合もあります。


クレメア

私は知人からの紹介など、クライアント様の情報が事前に入ってきてる場合などは、即納品を狙った完成度の高いサンプル動画を制作します。

サンプル動画を作るデメリット

続いて、サンプル動画制作のデメリットは以下の通りです。

  • 制作に手間がかかる
  • 失注したら、制作時間がムダになる

サンプル動画を制作するには、手間がかかります。そのため、サンプル動画を制作した上で失注=案件獲得に失敗すると、制作に費やした時間がムダになる可能性があります。


クレメア

だからこそ「サンプル動画制作は時間をかけない」「再利用可能なサンプル動画を作る」という「設計思想」が大切になってきます。(後ほど詳しく解説

余談ですが、このようなときに大事なことは、デメリットを無思考で受け入れることではありません。今あるデメリットをアタマを使って乗り越える発想を持つことです。


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他の人がデメリットだと思ってることを、自分だけが克服したら、そのデメリットは参入障壁になってくれます。

このように1つの視点に囚われずに様々な角度から物事を考えられると、他の人が生み出せない価値を生み出すことができるので、「視点移動」のトレーニングは欠かさないようにしましょう。

視点移動の話がよくわからない人は、細谷功さんの書籍を読むのがオススメです。

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クレメア

1冊だけ買うとしたら、上記の『具体と抽象』あたりがオススメです。

※このように紹介しても、そもそも買わないか、買っても1回読んで終わる人が多いので、そんな中で「使えるレベルになるまで読むこむ」ことで、確実に差がつきます。

この本を読んで「自分には無理だ」となった場合は、その業務を他の人に外注するのがオススメです。コンサル料などを払い代わりに考えてもらい、自分はそれに従うことを決めて動く、という感じですね。仕事を進める時はなんでも自分でやろうとせずに、他の人とうまく協業して、お互いが得意なことに集中して仕事を進める選択肢を持っていると、無駄な消耗をせずに済みます。どうしても自分で考えられる様になりたい人は、長期的課題(3年以上かける)として取り組みましょう。


クレメア

私は文章を書いたり考えたりが得意ですが、デザイン面に関してはどうしても苦手なので、一旦諦めて外注化することにしました。「諦め→他者の力を借りる視点」は消耗しないためにも大切です。

忘れてはならない大前提

さて、ここで1つ、忘れてはならない大前提を述べます。「それは何か?」というと「質の高い動画を作れないと、高単価案件の受注確率が下がる」ということです。


クレメア

ここでいう「質」とは、動画を構成する以下のような「構成要素」を意味します。

  • 企画
  • 構成
  • 台本
  • 配色
  • フォント
  • デザイン
  • テンポ
  • BGM
  • 効果音
  • テロップ
  • etc

動画というのは「これらの全ての要素を駆使し、ある一定以上の品質をクリアすること」で初めて、見てる人に「めっちゃいいじゃん!」と思ってもらえます。発想としては「全てを100点にする」のではなく「新しく動画を作るたびに、どれかの要素が必ず改善されている」というのを繰り返して、質の良い動画を制作していくイメージです。

逆にいうと「まあ、フォントはこれでいいや」みたいな投げやりな部分があると、それが「質の低い動画ができる理由になる」ということです。


クレメア

動画制作をするときは「やれることを全部やり切る」を毎回繰り返して、質をアップしていきましょう。

ここも先ほどと同じ様に、どうしても苦手な部分は外注化する方が手っ取り早いです。私はアニメーションなどのデザイン面を考えるのが苦手なので、自分が得意な「企画・構成・台本制作」は自分でやり、アニメーション制作は外注化して、チームで動画制作をしています。

特に動画制作を「仕事」にするのであれば「相手がお金を払ってでも欲しくなる動画」を作れる必要があります。動画制作者の中には「身近な」「お金を払ってない」「知人・友人」から「その動画いいじゃん」と評価されたのを真に受けて「私って動画作れるんだ!」と慢心し、動画の改善を怠る人がいますが、それだと仕事になりません。

そもそも仕事として動画制作をするのであれば「実際にお金を払ってもらえるレベルの動画」を作れることが「求められる最低限のレベル」です。


クレメア

低単価案件で消耗したくない、選ばれる動画クリエイターになりたい、という人は、ぜひ質の改善を続けていきましょう。

さて、ここまでで「サンプル動画の基本」についてお話ししてきたので、ここからは実際にサンプル動画を作るために必要なことについて解説していきます。

この教材で達成すべきゴール

この教材で達成すべきゴールは「サンプル動画制作の全体のフローや思考プロセスを理解し、あとはやるだけ!という状態になること」です。

おそらく、この教材を読んで1回目の人は「サンプル動画を作ってみてください」と言われても「え?何すればいいの?」と困ってしまうと思います。

「それはなぜか?」というと「今までサンプル動画を作った経験」がなく「全体のフロー」や「行動プロセス」を理解できていないためです。


クレメア

逆に言えば、全体のフローや行動プロセスを理解できれば、あとはやるだけ状態になります。

例えば「家から1番近いコンビニに行って、シャケおにぎりを1個買ってきてください」と言われたら、どうでしょう?

ほとんどの人は「それならできる」となると思います。


クレメア

「なぜ、家から1番近いコンビニ行ってシャケおにぎりを1個買えるのか?」というと、今までの人生で、コンビニでおにぎりを買った経験があり「全体のフロー」や「行動プロセス」が理解できているからです。

もし仮に、それができない場合は、できない理由を細分化していき、解決策を1つずつ辿っていけば大丈夫なはずです。

例えば「家から1番近いコンビニがわからない」という場合は「Googleマップというツールを開いて、自宅周辺の地図を開きましょう。そのあと、コンビニと検索して、家から1番近いコンビニを探します。そのコンビニに行けばOKです」と説明すれば大丈夫な感じですね。

この教材では、サンプル動画を作る際の「全体のフロー」や「行動プロセス」を「実際に高単価案件を獲得した実例付き」で解説していますので、ぜひ私の体験を擬似体験して、今後サンプル動画を制作する際の参考にしてください。

ということで、ここから「サンプル動画を作る前に、前提条件として理解しておくべきこと」を1つ1つ解説していきます。


クレメア

ぜひ、集中できる環境下で、メモなどを取りながら読んでみてください。

利害関係者の心情理解

「サンプル動画を作ってみてください」と言われて「何をすればいいかわからない!」という人は、まず「動画制作ビジネスにおける利害関係者の心情」を理解しましょう。


クレメア

登場人物の心情が理解できると、外してはならない「センターピン」が見えてきますよ。

<補足>
「センターピン」とはボーリングの一番先頭にあるピン。ボーリングでストライクを取るにはセンターピンを倒さなければなりません。これと同じでビジネスにも外してはならない「本質」があるということです。

動画制作における利害関係者

まず、動画制作における利害関係者を書き出すと、以下のような人たちがいます。

  • 動画制作者(自分)
  • クライアント様
  • 視聴者様

上記は「最低限の利害関係者のみ」です。例えば仮に、動画案件を紹介してくれた知人がいた場合は、その人が利害関係者の中に入ってきます。

情報整理する時は、このように「登場人物」を書き出して整理をすると、迷わずに済みます。


クレメア

利害関係者は動画制作の案件によって変わるので、その都度確認していきましょう。

今回は、最低限の登場人物しか存在しない、基本モデルにおける利害関係者の心情を解説していきます。

動画制作者(自分)の心情理解

まずは動画制作者である自分の心情理解から。

動画制作者である自分は、なぜ動画制作をするのでしょうか?わざわざ動画制作をする役割を買って出ているのはどうしてでしょうか?

ここで大事になってくるのが「動画制作」を「何」としてやっているのか?を事前に「意思決定」しておくことです。※死ぬほど重要


クレメア

この「何」の部分がよくわからないと思うので、詳しく解説していきます。

趣味としての動画制作

例えば、あなたが「自分は動画制作が好きだから」動画制作をしているとします。その場合、あなたにとって「動画制作=趣味」であり、あなたが動画制作をする理由は「その動画制作案件がワクワクするから」や「動画を必要としてるクライアント様を助けたいから」のようになります。

仮に、あなたが「動画制作」を「趣味」としてやっているのであれば、この意思決定の仕方で問題ありません。自分がワクワクする案件をやり、その動画を作るだけでOKです。


クレメア

ただ、この教材を読んでいる人は趣味として動画制作をしているわけではないでしょう。

「動画制作」を「趣味」としてやってるわけではない人は、「何」として「動画制作」をしているのでしょうか?

それは「仕事」としてですね。


クレメア

もし、あなたが「お金を稼ぐために動画制作をしている」のであれば、あなたは「仕事」として「動画制作」をしていることになります。

そして、これが大切なのですが、「仕事」として「動画制作」をするのであれば、あなたの動画制作は「仕事レベルのクオリティ」が求められ、それを満たさない限りは、仕事が来ないことになるわけです。

仕事としての動画制作

「仕事としての動画制作」は「趣味としての動画制作」と違い「対価としての報酬=お金」が重要視されます。「仕事」として「動画制作」をする動画制作者は「お金が欲しい」からこそ、動画制作をしているわけです。


クレメア

まずはこれを認めることが大事です。「自分は仕事として、お金を稼ぐために動画制作をしている」としっかり自認することが、動画制作者として結果を出すためのスタート地点ですね。

そして、「仕事としての動画制作」をするのであれば、「クライアント様が求める暗黙の条件」である以下を満たすべき必要があります。

<クライアント様が求める暗黙の条件>

  • 納期を必ず守る
  • ビジネス的な対応ができる
  • スムーズなコミュニケーションができる
  • 各利害関係者の役割を理解してる
  • 期待値調整ができる
  • 質のすり合わせができる
  • ビジネス的な対応ができる
  • キツイ時はアラートを出せる
  • 追加費用が必要な時は事前相談ができる
  • 自分以外に仕事を振れる仲間がいる
  • 丁寧な言葉遣いや挨拶をする
  • etc

こういったことが当たり前にできるからこそ、信頼され、報酬としてお金をいただくことができるわけです。


クレメア

仕事として動画制作をするのであれば、上記が「できる、できない」とかではなく、「できて当たり前のことである」と「クライアント様」が認識しているということです。

仕事として動画制作をし、報酬をいただきたいのであれば、それだけの責任を持って仕事に取り組んでいきましょう。

結果が出る動画制作者の心情

結局のところ、結果が出る動画制作者の心情は「仕事として動画制作をやっている」のは当たり前で、さらに「プロとして動画制作をやっている」ということに尽きます。プロ意識を持つのが大切であるということです。

例えば「こんな感じの動画が欲しいと考えてるけど、どうかな?」と夜21時あたりに連絡が来た場合。

そこから2〜3時間でサンプル動画を仕上げて「こんな感じの動画なら作れますよ。URLはこちらです。」のように対応するということです。


クレメア

このようなスピード感で仕事をするからこそ「この人、仕事しやすくていいな」「これだけ仕事が早いなら、納期も絶対守れるでしょ」となるわけですね。

結果が出ない動画制作者は、すぐに「自分の都合」を優先します。「もっと時間をかけた方が【自分が納得する動画】が作れるから、もっと時間をかけて作ろう」のような判断をします。優先すべきは「クライアント様の納得」です。

結果が出ない動画制作者は、【自分の取り分が減るのが嫌】だから、紹介してくれた人にマージンを渡すことを考えません。その状態で紹介されないのは当たり前です。

このように結果が出ない人は「いかに自分が損をしないか、いかに自分が苦労しないか」という判断軸で動いています。それが行動から透けて見えるからこそ、結果が出ない、ということです。


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結果が出る動画制作者になりたいのであれば、まずはその「心構え」から変えていきましょう。

発想の起点としては「この行動を続けていて、結果が出るだろうか?」「結果が出ざるを得ない動画制作者はどんな人だろうか?」「自分はその行動ができているだろうか?」のように考え、周りの結果を出してる人を参考に模倣していくのがオススメです。


クレメア

すべて自分で仮説検証をしてると結果が出るまでに時間がかかるので、うまくいってる人のマネをして急成長していきましょう。

この話はあくまで1つの例に過ぎないので、実行する場合は「自分のライフスタイル」や「自分のセールスポイント」などを考えて、実行していきましょう。「自分の気持ち」を無視して行動し続けると、いずれ消耗し、動けなくなってしまいますからね。持続可能なビジネスを続けていくためにも「今の自分の状況」を踏まえた上で「自分だけの最適解」を考え、実行し、積み重ねていくことが大切です。

クライアント様の心情理解

続いて、クライアント様の心情理解です。超重要なので、集中して読んでください。

クライアント様はそもそも「動画制作を依頼したい」とは考えていません。いきなり「動画制作やってます。いかがですか?」と言ったところで「そうなんですね」と表向きは答えつつ「それで?どんな動画作れるの?……あーこんな感じね」と内心思うだけです。

では、どうすればいいのか?クライアント様に限らず、心情理解の突破口となるのが、その人の持つ「悩み」です。


クレメア

その人を理解したければ、その人の悩みに注目しましょう。その人の信頼を得たければ、その人の悩みを解決しましょう。

経営者や事業者、担当者が共通して持つ悩み

ここでは、動画制作のクライアント様=経営者、事業者、担当者様であると仮定します。これらの人が共通して持つ悩み、それはビジネスに関する以下のような悩みです。

  • 新規顧客が増えなくて困っている
  • 商品やサービスが売れなくて困っている
  • 価値を理解してもらえず困っている
  • 利益が上がらなくて困っている
  • 赤字で困っている
  • etc

どんなクライアント様も、大抵こんな感じの悩みを持っています。ここで、アタマに入れておくべきことが「売上、費用、利益」に関する以下の関係です。

売上 – 費用 = 利益

早い話が動画を活用することで

  • 売上が上がる
  • 費用が下がる
  • →上記のどちらかによって「利益」が上がる

ということが期待でき、動画制作費用を考慮しても事業にとってプラスであると判断すれば、クライアント様は喜んで動画制作の依頼をしてくれる、ということです。


クレメア

クライアント様に「あーこれなら売上あがるかも」「なるほどね。これなら費用を抑えられそう」と実感してもらえるように、サンプル動画を作ることが大切です。

「売上」「費用」という言葉だけだと抽象的なので、少し解説を加えます。

売上アップのための動画

売上 = 客単価 × 顧客数

売上のシンプルな構成要素は「客単価」と「顧客数」です。この「客単価」と「顧客数」を「改善=増やすこと」ができる動画を作れると、クライアント様は喜びます。

「商品紹介動画」や「サービス紹介動画」が必要とされるのは、それらの動画が「新規顧客の獲得」や「客単価の向上」に貢献するからこそ、求められるということです。

この「隠れた意図」を読み抜けないと、動画制作をしても「なんか違うんだよなー」と思われてしまう可能性があるので気をつけてください。


クレメア

売上アップに貢献する「営業ツールとしての動画の役割」は、動画制作者として説明できる様にしておくと、営業時に成功する確率が上がりますよ。

売上アップを狙う動画の利点は「どれくらい売上に貢献するかがわからない」という点にあります。もしかしたら、動画1本で年間売上1億円を突破するかもしれませんし、逆に1円たりとも売上に貢献しないかもしれません。

そういった意味でこちらの売上アップを狙う動画は、「攻めの動画制作」ということができるでしょう。


クレメア

攻めの動画制作をする人の中には「動画広告の運用」を合わせて請け負う方もいます。

自分が得意とする動画のスタイルによっては、動画制作+広告運用のようにパッケージメニューを作っていくと、1人のクライアント様から頂ける収益が上がります。


クレメア

これは商品設計の話なので、今回は省きます。

費用削減のための動画

もし、クライアント様の情報を事前に入手できるのであれば、こちらの「費用削減の視点」の方が「リスク=不確実性」の低い提案ができます。

例えば、営業動画を作る際に「この1本の営業動画で月に1000万の売上をあげるお手伝いができます」のように攻めの提案もできますが、一方で「費用=コスト削減の側面から価値を説明」する「守りの提案」もできます。


クレメア

クライアント様によって、どこに価値を感じるのかは変わるので、しっかりと相手に合わせた価値説明をするのが大切です。

例えば、営業を雇って自社商品・サービスの営業をする場合、以下のようなコストがかかります。

  • 人件費
  • 通信費
  • 消耗品費
  • 旅費交通費
  • 人材教育費
  • etc

もし、これを動画1本で置き換えることができたらどうでしょう?

動画は1度作ってしまえば24時間365日、無給で働き続けてくれます。もし、見込顧客のリストがあれば、そこに一斉送信してしまえば、それだけで概要説明が終わります。

中には商品やサービスの説明資料を添付ファイルで送っている企業様もありますが、それも動画にした方が断然わかりやすく、伝わりやすいです。資料を見て気になった詳しい話はお問い合わせで対応するフローにすればOKですね。

「動画」を納品する時は「動画の活用方法」も併せて一緒に納品すると非常に喜ばれますよ。


クレメア

営業先の企業内でもサービス詳細を説明した1〜2分の動画があれば、パッと見で内容が伝わるので、相手社内の社内コミュニケーションの簡略化にも貢献すると言えます。

こんな感じで「動画1本あれば、金銭的コストに限らず、時間的なコストや、コミュニケーションコストが削減できる」ので、それを説明すると、より動画の価値が伝わりやすくなるでしょう。

価値は言語化しなければ伝わらないので、しっかりと「自分が制作する動画の価値」は「自分で言語化」できるようにしましょう。そのためにも「設計思想」「制作目的」が重要です。

ということで、クライアント様は基本的に「ビジネス的な悩み=売上を上げ、費用を下げ、利益を上げたい」という悩みを持ってるので、そのセンターピンに合わせて、動画制作の価値を伝えましょう!という話でした。


クレメア

ここらへんは営業トークの話に近いですが、サンプル動画を制作する上でも必ず理解しておくべきことなので、解説しました。

視聴者様の心情理解

最後に、視聴者様の心情理解について。

動画を作る時、視聴者様のことを考えて作っていますでしょうか?どんな悩みを持つ、何歳くらいの人が、いつ、どこで、どういった動線を経由して、その動画を見るのか、事前に考えていますか?

これらを考えていない人が作る動画は、決して良い動画にならないのでご注意ください。まずは視聴者様のことから考えるのが、良い動画を作る鉄則です。


クレメア

動画の主人公はあくまで視聴者様であり、視聴者様への深い理解が、良い動画を作る源になります。

そもそも、視聴者様には以下のような特徴があります。

  • 興味のない動画は見ません
  • 集中力はありません
  • テンポの悪い動画は途中で見るのをやめます
  • わかりにくい動画は見ててイライラします
  • 1〜2分で集中力は途切れます
  • etc

「アニメなら20分くらい見るし、映画なら2時間でも見てるよ!」と思うかもしれませんが、それは「見たいから、見てるだけ」です。

人は自分が興味ないものを興味ないタイミングで「見てください」と言われたところで、それを見続けることがなかなか難しいのです。

また、人は書かれている以上のことを勝手に読み取ってくれることはないので、もししっかりと伝えたいのであれば、わかりやすく明示する必要があります。


クレメア

ボーッとしてる相手に内容を伝えるために有効だからこそ「テロップ」は重宝されるということですね。

ここらへんの話は、実際に動画制作事例を交えて説明した方がわかりやすいと思うので、次に進みます。

サンプル動画の制作目的

さて、今回は「サンプル動画の作り方」の教材なので、サンプル動画を作るときの手順として、まずは「制作目的」から考えていきます。

ちなみにこれらを考える時は、しっかりと「主語」を明確にして「それぞれの立場における目的」を考えていきましょう。


クレメア

主語が明確でない状態で話を進めると、ややこしい状態になるので気をつけてください。

動画制作者の目的

まずは、動画制作者の目的を考えます。

動画制作者がサンプル動画を制作する目的は「制作案件を獲得し、動画を納品、報酬を頂くこと」にあります。この目的を達成するための手段として有効だからこそ「サンプル動画を作る」ということです。

逆に言えば「制作案件を獲得できるか微妙」「報酬がいただけなさそう」な場合は、まだサンプル動画を制作するタイミングではないと考えることができます。


クレメア

ただ、案件に困っている動画制作初心者の方は、選り好みせずにサンプル動画をたくさん作って、制作事例を増やすのがオススメですよ。

初心者の動画制作者の中には「わざわざ動画作るの面倒くさいな」と考え、その気持ちを優先する人がいますが、その悩みに付き合う時間は無駄なので、サッサと動画を作りましょう。

「仕事として動画制作をするのであれば、サンプル動画を作る業務は仕事のうち」です。動画制作者が動画制作を面倒くさがってやらなかったら、その人はただの面倒くさがり屋に成り下がるだけですので気をつけてください。

制作事例としての動画がたくさんあれば、その動画がお客さんを連れてきてくれたり、信頼の元になってくれるのでオススメです。


クレメア

私もサンプル動画を作るときは「めんどくさいなー」という気持ちと戦いながら作っています。お互い頑張りましょう。

クライアント様の目的

続いて、クライアント様の目的を考えます。クライアント様がサンプル動画を見る目的。それは「品定め」をするためです。

しな‐さだめ【品定め】

人や物の優劣やよしあしなどを批評し判定すること。品評。

goo辞書

動画制作者はそれぞれの動画制作案件において、この「品定め」の壁を突破して初めて、案件を獲得できるということですね。


クレメア

サンプル動画を制作する段階における「品定め」は大きく分けて2つの意味があります。

  1. 本当に動画は必要なのか?
  2. 本当にこの人に動画制作を任せて良いのか?

これらをクライアント様が判断するための「判断材料」として、動画制作者は「サンプル動画」を用意するということです。

大事な部分なので順番に解説します。

本当に動画は必要なのか?

そもそもクライアント様は「自分の事業に本当に動画が必要なのかどうか?」に確信を持てていません。それはなぜか?というと「どんな動画を、どんな場面で、どんな目的で活用するのかを、具体的にイメージできていないから」です。

「これをイメージしてもらいやすくするために、サンプル動画を作る」のが、動画制作者がサンプル動画を作る理由ですね。


クレメア

動画制作者は「なぜそのクライアント様に動画が必要なのか?」を理解し、サンプル動画の中に、その理由を盛り込んでおかなければいけない、ということです。

後述しますが「なぜそのクライアント様に動画が必要なのか?」を提案するためにも「リサーチ」の工程が重要な役割を果たします。

本当にこの人に動画制作を任せて良いのか?

そして、もう1つ。クライアント様は「本当にこの人に動画制作を任せて良いのだろうか?」と疑問に思っています。

ここで疑問を持たれているのは「納品される動画のクオリティ」「動画制作者の信頼性」です。

「納品される動画のクオリティ」に関しては、ずばり「サンプル動画」を見て判断されます。百聞は一見に如かずで、出した動画の質にクライアント様が満足すればOK、不満足であればその時点で見込みなしになります。


クレメア

大抵の動画編集者は、この壁を突破できていないことが多いので、何度でも言いますが「質の改善」は超重要です。

そして「動画制作者の信頼性」に関しては「返事や修正対応、納品の速さ」や「きめ細やかな配慮」や「仕事のしやすさ」など、トータルで見て判断されています。

この部分に関して、初心者の人が学んでいくなら、プロと一緒に仕事をするか、すでに仕事をしてる人に教えてもらって、基準をプロに合わせていくことが大事です。


クレメア

「ラクしたい」という煩悩を捨てた人から、仕事ができる人になっていきます。これはガチです。

視聴者様の目的

サンプル動画の場合「視聴者様=クライアント様」となります。今回の視聴者様の目的は「動画制作を依頼するかどうかを決めること」ですね。

これはすでに説明したので詳細を省きます。

サンプル動画の設計思想

続いて、サンプル動画を作る際の「設計思想」について。設計思想はどんな動画を作る時も、必ず事前に確認しなければならない要件のことを意味します。

せっけい – しそう【設計思想】

制作物を制作するときに重要となる考え方や視点などをまとめた内容のこと


クレメア

出口の明確な動画を作るためにも、視聴者様は誰で、どんな目的で動画を見るのか?などを考えるようにしましょう。

具体例を交えて説明して行きます。

例:パッと見の認知を得る場合

達成したい目的によって、制作するサンプル動画のテンポ感は変わります。

例えば、こちらのGIF画像は「制作可能な動画の雰囲気をサクッと理解してもらう=パッと見で認知してもらうために作る」という設計思想で作りました。


クレメア

制作時に要件として考えていたのは、以下のような内容です。

  • それっぽさが伝わればOK
  • 制作時間は3時間まで
  • 動画時間は15秒くらい
  • 具体的な商品素材を活用
  • 実写素材を活用しリッチ感を出す
  • コンテンポラリーを活用
  • BGMは不要
  • 音声も不要

こちらのGIF画像は下記の様な「PC画面の埋め込み用動画」としても活用しています。

基本的にサンプル動画を作るときは「時間無制限で最高品質の動画を作る」のではなく「時間制限ありで最適品質の動画を作ること」が重要です。

多くの動画制作者は「時間制限をフワッとさせたまま」動画を作り始めますが、それは「自分が納得したら終了」という曖昧な締め切りに過ぎないのでやめましょう。


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事前に設計思想を決めたら、過剰品質の動画は作らずに、その時必要な品質の動画を時間内に作るようにしましょう(自戒を込めて

どうしようか迷ったら「まずは今日中に1本仕上げる」と決めて「作れる範囲で最高クオリティの動画」をどんどん完成させていくのがオススメです。

1週間で1本をじっくり完成させるより、1日1本作って改善、7日で7本作った方が制作事例も経験値も増え、結果的に質も上がっていきます。

締め切りをどれくらいに設定すればいいかわからない
→長めの締め切りを設定する❌
→1日=その日中で締め切りを設定する⭕️
ということですね。


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とにかく早く仕上げる!ということを常に意識して動画を作った方が、生産力が自ずと上がっていくのでオススメです。

例:スピードで信頼を得る場合

サンプル動画を制作するときには「スピード」を意識することが最重要な時もあります。冒頭でも紹介したこちらのサンプル動画はまさしく「スピード」を意識して制作しました。

動画制作の打診があったのが夜21時。

そこから「即日共有=その日中にサンプル動画を制作し終えて共有すること」を目標に制作しました。先方からの情報が少ない時は、スピード重視で叩き台となる動画を制作するのが良いだろう、という判断=設計思想での制作です。(詳しい制作過程は後述


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そして実際の制作時間は以下の通り。

  • キャラクター作成:20分
  • 動画制作:2時間30分
  • →総制作時間:3時間

私は普段、企画・構成・台本作成までやったら、その先のアニメーション制作は外注化しています。ですが、このサンプル動画を作る時はクオリティよりスピード重視で、それらの過程を全カット&全て自分で制作しました。


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後ほど1シーンずつ解説をしますが、この動画はスピード重視で制作したので、Vyond上にあるテンプレートを多用して制作しています。

サンプル動画のデメリットを解説したときに「制作に手間がかかる」と説明しましたが、このように「極力手間をかけずに制作すること」で、デメリットを打ち消す工夫をしています。

例:そのまま納品を考慮する場合

サンプル動画を制作する時、そのまま納品を意識して、時間をかけてクオリティの高い動画を作る時があります。

それが、クライアント様を紹介していただく場合で、かつ、事前にクライアント様の悩みや動画を活用すべき点が詳細にわかっている場合です。


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該当動画は教材活用の許可をまだ得ていないので、もし得られたら追記して掲載しようと思います。

「どれくらいクライアント様の悩みが分かっていれば良いか?」というと、最低でもこちらのヒアリングシートが埋められる程度に分かってる場合ですね。

クライアント様の情報が事前にわかってる、かつ、その情報の確度が高いときに、クオリティの高いサンプル動画を作成します。

このときは通常の制作フローと同じ様に、企画→構成→台本作成→アニメーション作成といった順番で作っています。この場合も短くて3日、長くて1週間以内に作るようにしています。


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仕事として作る以上、速さは武器になるのでスピードを意識して制作するのは大事です。

例:失注した場合

サンプル動画を制作するデメリットで「失注したら、制作時間がムダになる」と説明しましたが、それも事前に二次活用を考えておけば、デメリットを解消することができます。

例えば、下記のサンプル動画は実際に私が制作し、残念ながら失注した動画になります。

こちらの動画も夜22時くらいに「こういう感じの動画作れますか?」と連絡があったので、深夜1時くらいまでに作り上げサンプル動画として送りました。制作時間は3時間ほどです。


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この動画の場合は台本を頂いていたので、それを英語翻訳して機械音声で音を当て込んで制作しています。

なお、こちらの動画を制作したことで「迅速な対応ありがとうございました。またべつの動画を制作するときがあったら、ぜひお願いさせていただきたい」との返事をいただいたので、次につながる動きはできたかなと思っています。

失注してしまったこちらの動画も、0:09〜0:48までを切り取って活用すれば、下記のように「英語の機械音声動画の制作事例」として活用することができます。

失注した際はこのように「今までの制作事例」としてストックし、ポートフォリオやLPに掲載したり、YouTubeで解説動画を作って公開すれば、集客にも繋がるのでオススメです。

失注した動画を制作事例として公開する際は、クライアント様の素材などを勝手に使わないように、ロイヤリティーフリーの素材などに置き換えてから公開しましょう。


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私はサンプル動画を「教材の制作事例」として活用もしているということですね。

<サンプル動画の2次活用事例>

  • ポートフォリオに掲載
  • 制作事例に掲載
  • LPに掲載
  • YouTubeで発信
  • Twitterで発信
  • ブログの解説記事ネタに
  • 教材ネタに
  • 次回のクライアント様説明に活用
  • etc

動画制作本数が増えていくと、サンプル動画をいちいち作らなくても「過去に作った動画を見せる」だけで、クライアント様に動画活用をイメージしてもらえる様になります。


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そうなるためにも、最初の1〜2年はとにかく動画を作りまくって、制作事例を増やしていくのがオススメです。

制作動画とサンプル動画の違い

さて、ここで「実際にクライアント様の依頼を受けて制作、納品する動画」と「サンプル動画」の違いを解説します。


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クライアント様に納品する制作動画と、サンプル動画には「圧倒的な違い」が存在します。その違いが何か、わかりますか?

「その違いとは何か?」というと「視聴者」です。制作動画とサンプル動画は視聴者が圧倒的に違います。これを意識して作らなければ、目的に合った良いサンプル動画は作れません。

「制作動画」は「クライアント様の事業を手助けするための動画」であり「クライアント様の顧客が視聴者」となります。

一方で「サンプル動画」はクライアント様が「本当に動画は必要なのか?」「本当にこの人に動画制作を任せて良いのか?」を品定めするための動画で「視聴者はクライアント様」です。


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動画を作る時は1本1本「目的」と「視聴者」は最低限確認する必要があります。

「なぜ作るのか?=目的」「だれのために作るのか?=視聴者」この2つがブレた動画は、メッセージ性がよくわからない動画になってしまいますので、ここだけは外さないようにコントロールしましょう。

1つの動画、1つの目的、1つのメッセージで動画を制作すると、わかりやすく、見やすい動画になります。1つの動画で様々な目的を達成しようとすると、焦点の合わないあやふやな動画になるので、そのような時は複数本に分ける提案をすることも大切です。

サンプル動画制作の事前リサーチ

ここからは実際に私がこちらのサンプル動画を制作したときの手順を紹介します。


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サンプル動画を制作する上での「全体のフロー」がわからない人はぜひ参考にしてください。

クライアント様or紹介者にヒアリング

まず、今回サンプル動画を制作する飛山様の案件に関してですが、実は「知人からの紹介」による案件でした。紹介による案件の場合は、まずは紹介者の方にクライアント様の情報をヒアリングし、まとめるのがオススメです。

「それはなぜか?」というと「クライアント様のことを知らない自分」が情報収集をするよりも「クライアント様のことを知っている紹介者様」から情報共有をしていただいた方が「情報に確かさがあるから」です。


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ヒアリングをするときは、先ほども紹介した以下のシートを参考にしつつ「クライアント様がやってる事業」や「どんな提案をすれば良いか?」を掘り下げていきましょう。

紹介者にヒアリングをしたところ、今回私がサンプル動画を制作した飛山様は「美容師・コンサルタント」として活動されている方で、自身の美容室を経営しているほかに、他の美容室に育毛メニューの導入コンサルをされている方ということがわかりました。

ただ、今回私が動画を制作した際はスピード重視での制作でしたので、以下のクライアント様のホームページやブログなどの情報をザックリと見て、サンプル動画を制作しました。


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動画制作の仕事を進めるときは常に「時間制限」を意識して進めると、効率よく仕事を進められます。

クライアント様のホームページ

私が実際に見たクライアント様のホームページがこちらです。

全てのページを見ることはなく、主に「サンプル動画はどんな雰囲気にすれば良いか?」や「サンプル動画の素材に使える画像やイラストはないか?」という視点でリサーチをしました。

リサーチをするときは漫然と見たり読んだりするのではなく「目的意識」を持って、情報収集することが大切です。

サンプル動画を制作する際は、実際にこちらのページから素材を拝借してシーンを制作している場面もあります。


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実際にこちらのホームページをリサーチした時間は30分程度です。

クライアント様のブログ

また、飛山様はオーナーブログをアメブロで運営していましたので、そちらの記事をいくつか読ませていただきました。

こちらのブログ記事では、飛山様がどのような人で、どのような言葉を使い、どのような思考で情報発信をしているのかを理解するために読みました。


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クライアント様が情報発信をしている場合は、一通り目を通しておいた方が「どんな人か?」を理解できるのでオススメです。

クライアント様のSNS

また、飛山様はFacebookで情報発信をしていましたので、そちらのコンテンツも拝見させていただきました。


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動画制作に使う飛山様自身が写っている高解像度の写真などは、Facebookに投稿されている写真から拝借させていただきました。

「勝手に写真を使って良いの?」と心配する方もいますが、他の人が見れないように「限定公開で動画を公開」し「後で許可を貰えば大丈夫」です。むしろ「自分が素材を用意せずにここまで作ってくれるの!?」と喜んでもらえます。

クライアント様に画像を用意していただくと、わざわざ手間を取らせることになり、かつコミュニケーションコストがかさんでしまいますので、あまりオススメしません。

まずはこちらで検索をして使えそうな画像などを当て込み、納品するときなどに「このまま画像を使用して良いか?」「もっと解像度の高い画像はないか?」などの確認をすると、無駄なやりとりをせずに済みます。


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「いかにクライアント様にボールを投げず、やりとりを省略して動画制作ができるのか?」によって、動画制作で稼げる上限が決まるので、効率化は常に考えましょう。

クライアント様に関するニュース記事

飛山さんの場合は該当する記事がありませんでしたが、基本、クライアント様のサンプル動画を作る際は「ニュース記事」や「プレスリリース」の検索もします。


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ニュースを検索する際は「会社名」をGoogle検索し「ニュースタブ」を選択して、記事をリサーチします。

上記は「任天堂」のニュース記事検索事例です。これらニュース記事中の表現を参考にして、企業や商品、サービスを紹介する際の文言を考えたりします。


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ニュース記事は第三者が表現した内容がまとめてあり「客観的にどのように見えているのか?」を理解できるので、クライアント様のサイトと合わせて確認すると良いです。

またプレスリリースを検索するときは、以下の「PR TIMES」というサイトにて、企業名やサービス名を検索すると出てきます。

企業様の動画を制作するときは、このように様々な角度からのリサーチを積み重ねた上で動画制作をするようにしましょう。

サンプル動画制作の素材集め

サンプル動画を制作するためには、素材が必要です。特にVyondで動画制作をする際は「クライアント様の独自素材」がないと似たり寄ったりの表現になってしまうので、できる限りクライアント様の素材を活用するようにしましょう。


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先ほども言ったように「まずは動画を制作」→「その後に使ってはいけない素材があったら省く」のフローで制作した方が、無駄な確認をすることなく制作できます。

クライアント様の各種サイト・SNSから収集

ということで、サンプル動画を作る際は「クライアント様のサイトやSNSから」素材を使わせていただき、動画制作に活かすのがオススメです。


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ただ、先ほども言いましたがクライアント様の素材を使う場合は、必ず「限定公開」で他の人には見れない状態で、動画を共有するようにしましょう。

あくまでも「素材を拝借させていただいている立場」なので、許諾なくクライアント様以外に動画を見せるのは絶対にやらないようにしましょう。ビジネスは信頼ありきなので、他の方に見せるのであれば、しっかり許諾を取るのが最低限の礼儀です。※本記事で共有している動画はすべて許諾をとっています。

ただ、ここでも大前提として大事になってくるのが「動画の質」になります。クライアント様は「質の高い動画」を作ると喜んでくれますが「質の低い動画」を作ると、当然反応が鈍くなります。

もし、あなたが今まで動画を見てもらって、案件を獲得できていなかったら、残念ながらあなたの動画の質が低い可能性が高いです。そんなときはまず今の自分の実力を認めて、改善できる点がないかを1つ1つ確認していきましょう。


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ということで、何度でも言いますが、動画の質には徹底してこだわって、毎日毎日改善していきましょう。

Motion Elements:動画素材収集

他の記事でも紹介していますが、私が実際に動画制作をする際に重宝しているのが、こちらの「Motion Elements」です。特徴は以下の通り。

  • 無制限定額プランあり
  • 費用は年25,800円
  • 無料でサンプルDL可能
  • 300万種類以上の素材あり
  • ロイヤルティフリー
  • テンプレートなども豊富
  • 画像や音楽、効果音などもあり
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自分で準備するのが大変な実写素材も、Motion Elementsで検索をするとカンタンに見つかります。

アニメーション映像と実写映像を組み合わせると、動画にリッチ感が出るので、企業向け動画制作をする場合は活用必須と言えます。

サンプル動画を作成するだけなのであれば「動画素材のサンプル」をダウンロードすればOKです。

Vyondのアニメーションと実写素材を組み合わせている人はまだまだ少ないので、ぜひ実写素材も活用して、ハイクオリティな動画を制作してみてください。

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Motion Elements」には様々な素材があるので、動画素材以外のページも面倒くさがらずに自分の目で見て確認してみることをオススメします。

サンプル動画の実例・制作意図解説

ここから、私が制作したこちらの動画の制作意図を解説していきます。

<基本データ>

  • Vyond歴2ヶ月の時に制作
  • 制作時間は3時間以内
  • 動画時間は2分以内
  • 言語は日本語
  • ナレーションは一部のみでOK
  • クライアント様の素材を使う
  • スタイルはビジネスフレンドリー
  • フォントは「Hiragino Sans W8」と「07LightNovelPOP Regular」と「Raleway – Extra Bold」と「League Gothic」を使用(事前に日本語フォントを入れています)
  • BGMは「A Fresh Perspective」を使用(Vyondに最初から入っています)

「なぜ、スタイルをビジネスフレンドリーにしたのか?」というと「飛山様は属人性の高いビジネスをしており、飛山様に似たキャラクターを登場させた方が伝わりやすいと判断したため」です。

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使用するスタイルはクライアント様の事業を理解し、どのような提案をするか?から逆算して決めていきましょう。

オープニング(0:00〜0:05)

オープニングでは飛山様がブログやサイトでよく訴求している「集客や売上の悩みを解決できる」といった内容を表現しています。「普段、お客様に訴求してる内容をアニメーション化すると、どんな雰囲気になるのか?」を理解してもらうために、このようなオープニングにしました。

また、手間を省くために開始5秒のオープニング部分だけ機械音声を挿入。この音声を聞くことで「機械音声がどんな感じか?」を具体的にイメージしていただけるようにしています。

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「機械音声がイメージと違う場合は、プロナレーターや自身で音声をご用意いたくことも可能です」と案内するイメージですね。

なお、即納品を狙うサンプル動画では、あらかじめ台本を考えて、フルで機械音声を入れる場合が多いです。今回はスピード重視でしたので、台本を作る過程は飛ばしています。

また、動画の無断活用を防ぐために、念のため「SAMPLE」の文字を透過して入れており、また動画の下部にテロップで伝えたい内容を書いています。

サンプル動画を作るときはぜひ「テロップ」で「理解して欲しい内容」を説明するようにしましょう。制作意図が、何もせずに勝手に伝わることはありません。伝えたいこと、理解して欲しいことがあるのであれば、しっかりと「言語化」して、わかりやすく提示することが大切です。

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テロップで動画の解説文章を書くことで、こちらの制作意図を把握してもらえます。サンプル動画を作るときはぜひ書いてみてください。

キャラクター作成(0:06〜0:12)

次のシーンでは、飛山様に似たキャラクターを登場させました。今回のサンプル動画では本人に似たキャラクターを登場させられることを理解してもらうために、このシーンを入れています。

アニメーションは実写映像と違い「撮影」をしなくてもコンテンツが制作できるメリットがあります。この点をしっかり伝えることで、クライアント様にアニメーションの価値を理解してもらえますよ。

「アニメーション動画を制作します」という言葉に「撮影の手間がないので、お客様に手間を取らせません」のような「お客様が価値を実感できる言葉」をつけ加えると、よりサービスの価値を理解してもらえます。

そして、この言葉を引き出すためにも事前に「リサーチ」をし「撮影は面倒でやりたくない」というような「クライアント様の潜在的な悩み」を把握することが大切です。

また、制作意図を持たずに個性的なキャラクターを出しても、逆に無個性なキャラクターを出しても、その動画の質は下がります。登場させるキャラクターはクライアント様の事業に合わせて、変えていきましょう。

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ちなみに、このシーンの背景は美容室っぽい背景を選んでいます。

挨拶イメージ(0:13〜0:18)

こちらのシーンでは飛山様が経営している美容室の外観を、背景画像として使用させていただいています。また、様々スタイルでテロップや吹き出しを表示できることを理解してもらうために、このシーンを入れています。

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このサンプル動画1本見るだけで、どんな表現が可能か?を理解してもらうために、こういったシーンを入れています。

アクセス(0:19〜0:28)

飛山様が美容室を経営していることもあり「美容室の紹介動画もありかな?」と思い「アクセス」の紹介イメージを動画にしてみました。

ちなみにこのサンプル動画を作る段階では「実際にどのような動画を制作し、納品するのか?」はまだ想定できていません。時間もなかったので「とりあえず思いついたので入れてみた」というのが実際のところです。

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「美容室の紹介動画を作ってもいいけど、ぶっちゃけ微妙かな?費用対効果悪そうな気がするな」と思いながら、このシーンを入れました。

もっと美容室のビジネスモデルとかを理解していたら、気の利いた提案ができたかもしれませんが、ここらへんは勉強不足なので仕方ないですね。

クレメア

クライアント様への価値提供をするために、普段から勉強をすることが大切です。

カットイメージ(0:29〜0:33)

こちらのカットイメージは「実写素材も掲載可能であること」「実写素材の用意をこちらでできること」を理解してもらうために挿入しました。

ちなみにこちらのシーンは「Motion Elements」からダウンロードして挿入しています。以下のリンクから素材を確認していただけます。

https://www.motionelements.com/ja/stock-video-12427240-skillful-hairdresser-cutting-male-hair?sku=12427240-6207090

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「もし、実写素材をいただければ、このように入れることもできます」と提案するイメージですね。

実際に納品させていただいた動画では、飛山様からいただいた実写素材を活用して、動画制作をしています。

カットイメージ(0:34〜0:39)

こちらは先ほどとは違うタイプの実写素材です。1つだとシーンに動きが少ないかなと思い、2つの実写シーンを入れました。

こちらのシーンも「Motion Elements」からダウンロードして挿入しています。以下のリンクから素材を確認していただけます。

https://www.motionelements.com/ja/stock-video-13848242-asian-male-is-getting-a-modern-haircut-in-barber-shop?sku=13848242-6436081

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実写素材は挿入するだけでリッチ感が出るのでオススメです。

「薄毛の悩み」のアニメ化(0:40〜0:44)

こちらのシーンは「アニメーション動画ならでは!」の表現を理解してもらうために作ったシーンです。文字だけで伝えるのではなく、このように実例を交えて伝えると、アニメーションの良さが一発で伝わります。

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アニメーションは「演者の用意をする必要がない」ため、実写では撮影できない「お客様が薄毛で悩んでいる様子」を表現することができます。

このような表現をサンプル動画に入れることで、クライアント様に「アニメーション動画、ありかも!」と判断してもらうことを狙っています。

ただ文章で「アニメーションは実写映像ではできない表現ができます」と伝えるのではなく、実際に動画を見せることが大切です。

クレメア

「どのような表現をすれば伝わるのか?」を考えることこそ、動画クリエイターに求められる仕事なので、ここはしっかり考えるようにしましょう。

普段から「実写にできなくて、アニメーションだとできることはなんだろう?」と考えておくのがオススメですよ。

ちなみに悩みや困ってることを表現したい場合は、このシーンの背景のテンプレートを活用すると、それっぽい表現ができますよ。

育毛事例の紹介映像(0:45〜0:54)

こちらは飛山様のサイトから画像を引用させてもらい制作しています。「画像をどのような表現手段で見せることができるのか?」を理解してもらうためにこのシーンを制作しました。

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クライアント様のオリジナル画像素材は積極的に使い、他との差別化を図りましょう。

「薄毛の改善」のアニメ化(0:55〜0:58)

こちらも先ほどの「薄毛の悩み」のシーンと同様に、実写映像では制作しづらいシーンのアニメーション化です。「薄毛の悩み」で登場した男性の髪型だけを変更し、毛量を増やしています。

プラスの出来事を表現したいときは、暖色系を背景に活用するのがオススメです。

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色がシーンに与えるイメージは、配色デザイン本などをたくさん見て学んでいきましょう。ちなみに私のオススメ本はこちらです。

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電子書籍よりも紙の書籍の方がパラパラとめくって、様々な色を見比べることができるのでオススメです。

女性客のイメージ(0:59〜1:04)

飛山様のお客様には女性もいるようでしたので、お客様を表現するキャラクターとして女性を登場させてみました。アニメーションで表現できる幅を理解していただくために、このシーンを入れています。

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こちらのシーンはほぼテンプレートをそのまま使って制作しています。

宇宙人との遭遇(1:05〜1:10)

このシーンは「アニメーションはこんな現実離れした表現もできますよ」ということを理解してもらうために制作したシーンです。真面目なシーンばかりでしたので遊び心で入れてみました。

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こちらもほぼテンプレートを元に作成しているだけのシーンです。

薄毛改善4つの生活習慣(1:11〜1:18)

こちらはサイトに掲載してあったイラストを活用し、スライド説明のような動画も作ることが可能であることを示したシーンです。

飛山様がコンサルタントとして活動しているため、講義資料などを動画化することも可能であることを伝えるために、このシーンを制作しました。

動画制作者の中には「前に作った動画でこの表現をしてるから、わざわざ作らなくていいや」と考える人もいますが、その考え方は変えた方が良いです。そもそもクライアント様は「動画制作者が公開してる動画」をわざわざ確認したりはしません。理由は簡単で「興味ないし、面倒だから」です。だからこそサンプル動画を作るときは「この1本を見るだけで、クライアント様が動画制作の依頼をしたくなるような動画」を作るように配慮しましょう。

クレメア

仕事として動画制作をするのであれば、自分にできる配慮はきめ細やかに積み重ねていきましょう。

セミナー風景(1:19〜1:24)

こちらのシーンは、飛山様が育毛講座セミナー運営されているとのことでしたので、制作してみました。

納品動画を制作するのであれば、ここに登場するセミナー参加者は「実際に参加する人の性別比率、年代、服装や髪型」などをヒアリングして作りますが、今回はサンプル動画なので適当に作っています。

クレメア

余談ですが、納品動画を制作する際は、特に「アニメーション動画に登場する人物の人物像」を細かくヒアリングすることが大切です。

エンディング(1:25〜1:30)

こちらは単なるエンディングです。一応「アニメーション制作の依頼」を行動喚起として書いています。

クレメア

今見てみると、あまりリッチ感がないから変えた方がいいなと思いますね。

総括

長々と解説してきましたが、私は1つのサンプル動画を作るときに、だいたいこれらのようなことを考えて制作しています。

記事にして書くと非常に長く感じるかも知れませんが、実際はアタマの中で考えているだけなので、さほど時間はかかっていません。

クレメア

私と通話したことある人はわかると思いますが、私は基本ノータイムでこういったことを考え、動画の品質管理をしています。

これが「企画」「構成」といった仕事の中身ですね。

クレメア

抽象的な物事を考えたり、情報を整理したりするのが得意な人は、企画・構成の仕事が向いていますよ。

ちなみに私は動画制作をする以前に、マーケティングやセールスライティングを学び、実際に仕事をしており、それらの下地があったからこそ、この教材で説明していることができています。

そして、マーケティングやセールスライティングの知識は勉強すれば身につけることができます。まだ自分には難しそうだと感じてる人は、まず知識への投資をしまくりましょう。

クレメア

私も「自分には才能があった」と言いたいところですが、そんなことはありません。差がつくのは知識の差です。

ただ、私は、基本的に勉強や読書が好きな方なので、そういったバックグラウンドの影響は少なからずあるでしょう。このような考える仕事は、勉強が好きな人にオススメな仕事です。

ここまで読んで「いやー私には無理そう」という人は「企画・構成」は他の人に頼んで「自分は動画制作に集中する」という選択をするのも1つの選択肢です。

クレメア

人それぞれ使える時間やお金などのリソースは限られているので、それをうまく運用することが大切です。

総合点:65点

このサンプル動画に点数をつけるとしたら、65点くらいです。時間があればもっと改善することはできますが、制限時間を3時間という縛りだと、これくらいのクオリティが限度かなという意味で、この点数です。

「なぜ3時間の制限を設けているか?」というと「この動画を作って制作した場合、その制作時間は掛け捨てになってしまうから」です。

クレメア

動画内で「飛山様のサイトから拝借した素材」を活用しており、また音声も入れてない動画なので、「飛山様以外にこの動画を見せられない」&「飛山様以外に見せても意味がない」んですよね。

ということで「失注した場合この動画は二次利用できない」ので、制作時間を短めに設定し、クオリティを中程度でOKとして、この動画を制作しました。

サンプル動画を作るときは「必ずしもハイクオリティが良い」とは限りません。実際に良い動画を作るとしたら「ヒアリングをしてから」の方が確実に良い動画を作ることができます。

クレメア

その時の状況によって「今作るべき最適の動画」は変わってくるので、何よりも「前提条件」を把握することが大切ですよ。

クライアント様の反応

「実際のクライアント様の反応はどうだったのか?」というと「凄い!ぜひいろいろな提案をしていただきたいです」といった前向きの返事をいただきました。

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その後の受注までの流れは以下のような感じでした。

<サンプル動画制作から受注までのフロー>

  1. サンプル動画を制作する
  2. サンプル動画をご視聴いただく
  3. 「動画制作の依頼をしたい」とのご連絡=仮発注をしていただく
  4. 提案内容を考えるために初回無料ヒアリングをさせていただく
  5. 提案書を作成する
  6. 提案内容をもとに本制作に移行=案件を受注する

飛山様の場合は「どんな動画を作ったら良いか提案をして欲しい」とのことでしたので「飛山様がどのようなビジネスモデルで事業をしているのか?」を中心に、ヒアリングをさせていただき、その内容をもとに提案書を作り、本制作へと移行しました。

実際に納品した動画

その後、実際に納品させていただいた動画が以下の動画になります。

こちらの動画は「企画・構成・台本制作」までを私がやり、アニメーション制作に関しては、外注化して制作しています。

クレメア

簡易的な解説記事に関しては、下記記事にて解説しています。

あわせて読みたい
>>【ビジネスアニメ動画制作事例】LPに動画掲載でCVRが80%向上!?【JSL繁盛店育毛スクール様】

提案内容の簡易解説

こちらの動画を制作した時の提案内容に関して、おまけで少しだけ解説します。

納品動画は飛山様が主催する「JSL繁盛店育毛スクール」の集客用動画として制作しました。見込み客の方がこの動画を見ただけで、講座内容の概要を理解できるような構成にしています。

飛山様は美容室の経営やコンサルタントとして活動していますが、その中でもこの講座が参加費用40万円となっており収益率が高く「飛山様が動画制作を依頼しても、その費用を回収する見込みが十分に高い」と判断できるため、その旨を伝え、この動画の制作を提案させていただきました。

クレメア

動画制作の提案をするときは、自分の利益だけを考えずに、きちんとクライアント様の立場になって提案することが大切です。

この記事をご覧になっている動画制作者の中には、飛山様のような方からお問い合わせが来たときに、例えば「美容室の集客用動画を作ること」を提案する人もいると思います。が、それはあまり得策ではないです。

「それはなぜか?」というと「顧客単価が低いから」「美容室に訪れるまでの導線に動画を置く場所がないから」「動画制作費の回収に時間がかかるから」など理由は様々ありますが、1番の理由は「美容室に行くかどうかを考えている人は、アニメーション動画を必要としていないから」です。

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美容室に行くかどうかを決めるための動画を作るのであれば、例えば「その美容室に所属する美容師がYouTubeで実写動画を配信して、視聴者に向けて話したりしてる動画があった方が良いですよね?それがアニメーション動画である必要はないですよね?」ということです。

「美容室の集客用動画」を作る代わりに「美容室内に設置したディスプレイ」に「育毛メニューの説明動画をループで流すのはどうでしょう?」といった提案をした方が「1人あたりの顧客単価の上昇にも貢献できる」ので、良いかもしれません。(実際に提案する際は、店舗状況や育毛メニューの詳細についてヒアリングする必要があるでしょう

そもそもほぼ全ての情報は動画化することができ、動画を活用する方法は無限にあります。その中で大事なことは「クライアント様の事業にとって、有効なアニメーション動画の活用法は何があるのか?」を提案することです。

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そこで的を射た提案をするためにも、日々の勉強やリサーチが欠かせない、ということです。引き出しがなければ提案はできませんからね。

この「動画活用のシナリオ」を考える仕事こそ動画制作における「企画」という仕事の醍醐味であり、これができる人が少ないからこそ「企画ができる人は仕事の単価が高くなる」ということです。

この提案力を上げるためには、あらゆる角度から物事を捉え、考える「仮説検証力」と、様々なケーススタディを知っている「知識量」と、それらを組み合わせて実現可能な施策に落とし込む「発想力」が必要です。

クレメア

自分が制作する動画の価値をあげたい人は、ぜひ企画力、提案力の向上を目指してきましょう。

ちなみにこちらの案件は、制作期間が2ヶ月かかっていますが、そのほとんどは「クライアント様の返事待ち」の時間となっています。

このときは「無駄に確認の工数を増やしてしまっていた」点があったので、それを反省し、今ではより短い工数で確認していただけるようフローを改善しています。

クライアント様向けの動画を制作する際は、どうしても「コミュニケーションコスト」が高くなりがちなので、できるだけやりとりを簡潔にできるように工夫することが大切です。

クレメア

「仕事の効率化」をする前に「仕事自体をなくせないか?」と考えることが、時短の秘訣です。

やってはいけないNG行動集

さて、ここまででサンプル動画の作り方について解説してきましたが、ここでサンプル動画を作る上で「やってはいけないNG行動集」を紹介します。

クレメア

「これからサンプル動画を作ろうと思っている」という人は、ぜひ下記のことに気をつけてください。

リサーチをしない

これは基本ですが、サンプル動画を作る際は必ず「リサーチ」をしましょう。「リサーチをしない人」は何をするにおいても、結果が出ません。

というか、何をするにおいても「とりあえず自分で調べてみる」という「調べ癖」はつけるようにしましょう。

ここでいうリサーチは「検索する」以外にも「人の話を聞く」「本を読む」「日常の自分の行動を観察してみる」「有料の教材を買ってみる」といった内容まで含みます。

クレメア

「全てはリサーチから始まる」といっても過言ではありません。

リサーチをせずに行動することは、目を瞑って全力疾走してるのと同じです。地図を見ずに目的に行こうとするのと同じです。リサーチをすることを面倒くさがったら、さらに面倒なことが起こります。

サンプル動画をする際は、必ずリサーチをするようにしましょう。

制限時間を設けない

続いて、何度も伝えていますが、サンプル動画を制作する際は「制限時間」を設けて制作しましょう。少なくとも「時間を計測する」ことは忘れないようにしてください。

クライアント様の動画を作るときは、必ず納期が存在します。自分で「制限時間を設定すること」は納期内で動画を制作しきるための練習とも言えるわけです。

また、「時間計測をしない人」は「測定、改善ができない人」であることと同義なので、長期的見て成長しません。

時間は限られた資源であり、意識して運用しない限り、良い結果につながることはありません。時間を味方につけるために「時間の管理」を徹底するようにしてください。

クレメア

時間の管理は仕事の基本です。

長尺の動画を作る

動画は短ければ短いほど良いです。長い動画は好まれません。これはデータから見ても明らかです。

ビジネス動画の長さはどんどん短くなっています。2016年の平均動画時間は13.14分、2017年は6.07分、2018年は4.07分でした。2019年には73%の動画の長さが2分以内となっています。
引用元:2019 VIDEO IN BUSINESS

サンプル動画を作るのであれば、必ず2分以内に収めましょう。2分以上の動画はテンポが悪いか、内容の取捨選択ができてない動画で、作っても見られない動画になってしまいます。

しかも、長尺の動画は制作時間もかかります。動画は短ければ短いほど良いです。

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どんな動画を作るにしても「もっと短くできないだろうか?」を常に考えることが大切です。

実践編

さて、ここまでで理解編は終わりです。ここから先、実際にサンプル動画を制作するときの作り方を解説していきます。

サンプル動画を作る際は、ぜひここから先に書かれていることを参考に「今から作るサンプル動画は、どのような設計思想で作るのが適しているだろうか?」を考えるようにしてください。

サンプル動画を作るときの流れ

ここまで読んできて「結局、自分がサンプル動画を作る時は、どうすればいいの?どういう流れで作ればいいの?」となってると思うので、以下のよくある制作パターンを解説します。

<サンプル動画のよくある2つの制作パターン+例外>

  • 提案型
  • 受注型
  • 例外:協業型
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サンプル動画を作るときは、ぜひ以下の思考プロセスを参考に、制作してみてください。

提案型

「提案型」のサンプル動画制作は、以下の様なパターンが当てはまります。

  • 知り合いに動画制作を提案する場合
  • 紹介してもらう場合
  • 新規で営業をかける場合

「提案型」のサンプル動画制作の特徴は「クライアント候補となる方」が「まだ動画制作の依頼に前のめりでない」という点にあります。

この状態でのサンプル動画制作は主に「情報不足」との戦いになります。ここでいう情報不足は「情報量の不足」と「情報の確信度」の不足になります。

良い動画を作るための「情報の量」と「情報の質」が足りないということですね。

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「それはなぜか?」というと「クライアント候補の方」は「まだ動画制作の依頼を必要ない」と感じているためです。

クライアント様が協力的であれば、動画制作目的のヒアリングをすることで「情報の量」や「情報の質」をカバーすることができます。ですが、こちらが提案する立場の場合、そもそも「動画制作目的のヒアリング」をすることができないということです。(後ほど解説する「受注型」の場合は、クライアント様が前向きのため、この問題が発生しません

このときにまずやるべきことは「クライアント候補の方」が「動画制作の依頼に前向きになる様なサンプル動画を作ること」です。

豊富な制作実績と、過去の制作事例がある場合は、今あるポートフォリオやLPを送信するだけでも良いですが、成功確率を上げたいのであれば、そのクライアント候補となる方のために1本サンプル動画を制作した方が良いです。

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今回、私が飛山様のために制作した動画も、こちらのパターンのサンプル動画になります。

この場合は「クライアント様の事業をリサーチ」して「クライアント様が動画活用をイメージできる様なサンプル動画」を目指していきましょう。

さらに細かいパターンに分けて、解説します。

知り合いに動画制作を提案する場合

もし、あなたが「自分の知り合い」に動画制作を提案する場合「相手がどんな感じの事業やビジネスをやっているか?」多少は理解していると思います。

動画制作をする際は、しっかりとそれらをリサーチした上で「どんな動画を制作すれば売上アップに貢献するか?」または「どんな動画を制作すれば費用削減に貢献するか?」を考えるようにしましょう。

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もし、ヒアリングに応じてくれそうな場合は、実際に相手に以下のような質問をしてみると良いです。

  • どんなビジネスをしているのか?
  • どんな商品やサービスがあるのか?
  • 商品やサービスの単価はどれくらいか?
  • 顧客はどのように集客しているのか?
  • どのような顧客がいるのか?
  • 年齢は?性別は?家族構成は?
  • 解決している顧客の悩みは何?
  • サイトやLPはあるか?あるならURLを共有してもらう
  • 何か困っていることはないか?
  • etc

実際にヒアリングをする際は、上記の質問をする以外に「何か聞いておいた方が良いことはないか?」を事前に考えてみてください。

ヒアリングのお時間をとってもらう際は必ず事前に「何を聞くべきか?」を考えるようにしましょう。この作業は動画制作の出来を左右する上で、事情に大切なことなので、絶対にやってください。この「考える業務」が良い動画を作るための近道です。

ヒアリングができた場合は「即納品を狙ったクオリティの高い動画」をサンプル動画として制作するのもアリです。

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ヒアリングをして、情報の量と質が共に足りてる場合は、ぜひ即納品を狙った動画を制作してみてください。その方が制作フローが短縮化されるのでクライアント様にも喜ばれます。

もし、ヒアリングをお願いできない場合は、相手のホームページやブログ、SNSなどをリサーチして「どんなサンプル動画を制作したら、動画制作に前向きになるか?」を考えるようにしましょう。

ヒアリングができない場合は「制作に時間をかけない」ように「スピード制作」を意識してみてください(今回解説した飛山様の案件に近いです

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ある程度リサーチをしたら情報が集まると思うので、それをもとにサンプル動画を制作してみましょう。

サンプル動画のイメージがわかない人は、以下の動画のパターンの中から1つを選び、他の人が作った事例などをYouTubeで検索して、それをもとに制作していくと良いです。

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常日頃から良いと思った動画のURLはストックしておく様にしましょう。日頃からのリサーチが大切です。

ちなみに私はYouTubeでVyondで制作した広告動画が出てきた場合は、すべてURLをストックして保管していますよ。

紹介してもらう場合

知り合いからの紹介でサンプル動画を制作する場合は、今回の飛山様の案件と同じような進め方をすればOKです。

もし初めからクライアント様の細かい情報を紹介者から教えていただけるのであれば、最初から即納品を狙ったサンプル動画を制作しても良いでしょう。

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その場合は、しっかりと紹介料を決めて、紹介者の方を巻き込んで仕事を進めていくと良いです。

「どのような内容をヒアリングすれば良いかわからない!」という方は、度々紹介している以下のヒアリングシートを参考にしてみてください。

何度でも説明しますが「ヒアリングができないとき、情報が足りないとき→スピード意識のサンプル動画制作」をし「ヒアリングができるとき、情報が足りてるとき→即納品を意識したサンプル動画制作」をすると良いです。

どんな動画を作ればいいか?は前提条件によって変わるので、その時々で「この案件はどういう状態か?」を把握するようにしてください。

余談ですが、サンプル動画を制作するときに「どんな表現をすればいいかわからない」場合は「落ち込む イラスト」のように画像検索をすると、アニメーションの参考になるイラストなどが見つかるのでおすすめです。

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何事もリサーチすると解決する時代。リサーチ力大事です。

新規で営業をかける場合

新規の取引先に営業をかける場合。正直言って、これが1番難しいです。「それはなぜか?」というと「クライアント様の情報をヒアリングできるような関係性にないから」です。

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このときに取れる選択肢は2つあります。

まず1つ目が「いきなりサンプル動画を制作して、その動画をもとに動画制作の営業をかけるパターン」。(このときに作るサンプル動画はスピード意識のサンプル動画です

2つ目が、まずは「ヒアリングできるようにアポを取り、その後にサンプル動画制作をするパターン」です。(このときに作るサンプル動画は、ヒアリング後に作るので、即納品を意識しましょう

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もし、あなたが営業先の業界に詳しいのであれば1つ目のパターン、あまり詳しくないのであれば、2つ目のパターンを推奨します。

このときの立て付けとしては、以下のような内容を書いておくと良いでしょう。

現在キャンペーン中でして、お客様オリジナルのサンプル動画を無料にて制作しています。そのサンプル動画を気に入っていただけましたら、○○円にて納品させていただくことも可能です。もちろん、お気に召さなかったら、1円もお支払いいただかなくて大丈夫です。

興味がある方はヒアリングをさせていただいた上で制作をさせていただきますので、お気軽にご返信いただければと思います。なお、本キャンペーンで制作できるサンプル動画の数は月5本と限りがあり、先着のお客様から制作させていただいています。興味がある方はお早めにお問い合わせください。

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私が「新規営業」×「サンプル動画制作」で営業をするとしたら、上記のようなメッセージとLPを添付して送ります。(上記の内容自体をアニメーション動画化しておくのもアリですね

内容はある程度パクってOKですので、新規営業でサンプル動画を制作しようと考えている人は参考にしてください。

アポを取れた後の流れは「下記のヒアリングフォームに書いてある内容+自分で聞いた方が良いと思う内容」をまとめた上で、クライアント様の情報を聞き出し、サンプル動画の制作をしていきましょう。

サンプル動画を制作するときは、YouTubeで事例を検索して、良い表現をマネしてみるのがおすすめですよ。

受注型

「受注型」のサンプル動画制作では、ズバリ「お問い合わせが来ている場合」が当てはまります。

この状態のサンプル動画制作は「提案型」の時と違い「クライアント様が動画制作に前向きである=サンプル動画制作の前にヒアリングができる」というメリットがあります。

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ぜひ、クライアント様に丁寧なヒアリングをし、満足がいくようなサンプル動画を制作しましょう。

お問い合わせが来ている場合

お問い合わせが来ている場合は、まずヒアリングの日程を決めます。その後はヒアリングの時までに「何を聞くべきか?」を洗い出すようにしてください。

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何度も登場させていますが、下記のヒアリングシートを参考にどうぞ。

ヒアリングをするときに大事なことは「最初の1回のヒアリングで聞いておくべきことは全て聞き切っておくこと」です。

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あとで聞こうとすると、その分だけコミュニケーションコストがかかり、動画完成も遅れていくので、ヒアリングの事前準備はマストです。

私は時々YouTube経由でお仕事の依頼を頂きますが、そのときも前日に聞いておくべきことを洗い出し、事前準備をした上でZoomMTGでヒアリングをさせていただきました。

サンプル動画を制作する際の提案については「もし、よろしければ無償でサンプル動画を作ります。それを見て、気に入っていただけましたら、ぜひ動画制作をご依頼ください。何か違うと思ったらお断りいただいて構いません」と伝えています。

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このときに制作するサンプル動画は、すでにヒアリング済みなので「即納品を狙ったクオリティの高いサンプル動画」を作ります。

相手が思わず「このままで良いから欲しい!」と言いたくなるような動画を作ると、最短納期で納品できるので、最終的にはそのような動画を作れるようになるのがオススメです。

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修正なしの一発納品は最高です。

例外:協業型

ここまで読んで「自分には難しそう」「時間が取れなくて厳しそう」と思った方は、協業型のスタイルで動画制作の仕事をするのをオススメします。協業型の動画制作とは、ようするに「チームを組んで動画制作の仕事をする」ということです。

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時間が限られている人や、得意や苦手がハッキリしてる人も、こちらの協業型がオススメです。

動画制作の仕事をしたいけど、時間が限られている場合

例えば、子育てや本業が忙しくて、動画制作にかけられる時間が短い場合は、チームを組んで仕事をした方が現実的でしょう。

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例えば、私が動画制作を依頼している方は子育てをしており、その合間にVyondを使ったアニメーション制作をしています。

私がアニメーション制作を依頼してる方は、私からすると「アニメーション制作の外注化」をしていることになります。ですが、その方の視点で見れば、その方は私に「企画・構成・台本制作などの仕事を外注化」していることになります。

このように役割分担をすることで、時間を有効活用したり、自分がやりたい仕事だけをできたりするので、ぜひ検討してみてください。

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持続可能な仕事をしていきたいなら「自分はラクにできるけど、どうやら他の人には大変らしい」というポイントを見つけて、それを仕事にするのがおすすめです。

実際に協業型で仕事をする場合は、まず「動画制作における仕事」を洗い出し、その中でどの部分を自分が受け持つのか?を考えるのが大切です。

これに関してはサンプル動画の作り方からは脱線した話になるので、別の記事で解説したいと思います。

さいごに

ということで、ここまでで「サンプル動画の作り方」を解説してきました。

クレメア

サンプル動画の活用は、高単価案件への近道ですので、ぜひ試してみてください。

「ヒアリングの仕方」や「制作動画の作り方」などに関しては、また別の記事で解説をしたいと思います。

とにかく最初は「量をやる」しかないので、この教材を参考に「サンプル動画」をたくさん作って、制作する動画の質をあげていきましょう。

クレメア

「即納品を狙ったパターンのサンプル動画解説」に関しては、許可をいただき次第追記したいと考えています。