- Vyond動画に興味があるんだけど…
- 周りに相談できる人がいなくて困ってる
- 何をどうすればいいか、教えて!
Vyondを使った動画制作の仕事を自分でしたいけど、何をどうすればいいかわからない人、多いと思います。
私は2020年5月にアニメーション制作ソフト『Vyond(ビヨンド)』を使い始めました。今は動画制作で企画・構成・台本制作をメインに仕事しており、1本数十万で仕事のご依頼をいただいています。
そこで、この記事では「Vyondを使った動画制作の仕事をしたい人向け」に私の経験からお伝えできる内容を紹介します。
個人的にVyondを使った動画制作はめちゃくちゃオススメな選択肢の1つなので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 私が持っていた悩み
- 私の動画編集スキル
- Vyond動画編集者になるには
- 仕事を知る
- 道具を揃える
- ツール・サービスを使う
- Google Chrome:リサーチ用
- Google ドキュメント:企画・構成・台本制作
- Googleフォーム:ヒアリング・アフターフォロー
- Adobe InDesign:仕様書、提案書作成
- Adobe Premiere Pro:素材カット、結合、テロップ編集
- Adobe Photoshop:サムネイル制作
- Motion Elements:動画素材収集
- Vyond:アニメーション動画制作
- ギガファイル便:素材、動画ファイルの共有
- Vimeo:動画共有サイト
- Discord:チャットツール
- スキルを習得する
- 実績を作る
- ポートフォリオ=制作事例集を作る
- ルールを理解する
- 稼げるVyond動画クリエイターになるには
- さいごに
私が持っていた悩み
Vyondを選ぶ前に私が持っていた悩みは、以下の通りです。
- 動画を作りたい
- けど、撮影がメンドクサイ
- 動画編集もしたくない
- できれば時間かけたくない
- 撮影できない概念の説明とかしたい
- ホワイトボードアニメーション良さそう
- 顔出しをしたくない
- 声入れも機械音声を活用したい
- 他の人に編集して欲しい
- でも、自分で細部を調整したい
ザックリ、こんな感じの悩みを持っていました。
上記の悩みをすべて解決してくれたのがVyondです。もっと早く知りたかったですね。
逆に言えば、上記のような悩みを持っている人はVyondの活用を検討する価値は十分にあると思います。
詳細は下記記事で解説しています。(予定
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>>なぜVyondを選んだのか?私の推しポイントを解説します
私の動画編集スキル
あらかじめ断っておきますが、実は私自身はあまり動画編集スキルがありません。簡単な操作方法は理解しており、細かい修正や品質チェックなどもできますが、動画制作のクリエイティブな部分は、ほかの動画クリエイターに作っていただいています。
私は文字や文章で考えるのが得意な一方、図解化やデザイン、イラストを考えるなど、映像化して考えるのは苦手です。
そのため、動画制作では主に「動画制作のクリエイティブな部分」以外の、以下の仕事をしています。
- 企画
- 構成
- 台本作成
- 品質チェック
- アニメーション設定
一口に「動画制作」とは言っても「様々な工程」を経て1本の動画が作られます。実際に動画制作をする際は「自分が得意なことは何か?」を考えて、他の人との協業を前提に考えると、より自分の強みを発揮して仕事をすることができます。
自分が制作した動画レベルを確認するには、厳しい目でチェックしてくれる人に添削してもらうのが効果的です。
ということで、私はあまり動画編集などに関する細かい話はできないことをあらかじめご了承ください。
Vyond動画編集者になるには
仕事を知る
Vyond動画編集者の仕事は、アニメーション制作ツールVyondを使って動画制作の仕事をするのがメインです。
YouTubeの動画制作案件をやる
よく知られているのがYouTube動画の制作案件。クラウドソーシングサイトで「Vyond」と検索をすると、以下のような案件が出てきます。
だいたい1本10〜15分程度の動画制作で、1,000〜15,000円程度の報酬がもらえる仕事が多いです。
これらの仕事は企画・構成・台本制作などの仕事はしなくて良いので「それらの仕事がよくわからない!」という人にオススメ。
制作する動画は以下のような動画です。
もっと具体的に、どんな人がオススメか説明すると、
- 在宅で仕事をしたい
- でも、これといったスキルがない
- 週に10時間以上、時間が作れる
- 動画制作の仕事がしたい
- 月に2万〜10万程度、稼ぎたい
という人は、選択肢としてアリ。継続案件なども転がっていますので、高収入を期待するよりも、在宅で安定して稼げるようになりたい人にオススメです。
実際に案件をみてみたい人は、以下のクラウドワークスというサイトで「Vyond」で検索してみると出てきますよ。
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>>Vyond系YouTubeチャンネルのビジネスモデル。収益例やコストについて。
企業案件の仕事をする
Vyondを活用した仕事に関しては、ほかに「企業向けの動画制作」の仕事があります。
私は現在、こちらをメインに仕事を進めています。
こちらの仕事をしたい場合は動画制作のほかに営業・ヒアリング・企画・構成など、たくさんのスキルが必要になってきます。詳しくは記事の後半で解説します。
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>>【ビジネスアニメ動画制作事例】LPに動画掲載でCVRが80%向上!?【JSL繁盛店育毛スクール様】
道具を揃える
Vyondで動画制作をするには、最低限、以下の道具を揃えましょう。
- パソコン
- ネット環境
パソコンに関しては「パソコン オススメ 動画制作」などで検索をして、予算と照らし合わせて絞っていくと良いでしょう。
私はApple信者なのでMacBook ProとiMacを使ってます。非常に使いやすいのでオススメです。
そして、忘れてはならないのがネット環境。
Vyondはブラウザで使うツールなので、ネット環境が非常に大切。速度は30Mbpsは欲しいところ。ネット環境が重いと作業効率が悪くなるので、ネット回線は事前に調べましょう。
ネット回線の強さは以下のボタンをクリックすると調べることができます。
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>>ネット回線の選び方。迷ったら大手&スマホのキャリアに合わせよう!
ツール・サービスを使う
まず、使用しているツールが以下の通り。
- Google Chrome
- Google ドキュメント
- Google フォーム
- Adobe InDesign
- Adobe Premiere Pro
- Adobe Photoshop
- Motion Elements
- Vyond
- ギガファイル便
- Vimeo
- Discord
仕事の範囲によっては必要ないものもありますので、このあとの解説を参考にしてください。
それぞれ、何に使っているのか?軽く解説します。
Google Chrome:リサーチ用
私がメインで使用しているブラウザは世界で1番使われてるブラウザ、Google Chromeです。無料で使えてサクサク動き、拡張機能などもあって便利なので絶対に入れましょう。
他のブラウザを使ってる人は、ぜひGoogle Chromeを導入してみてください。
\Google Chrome をダウンロードする!/
私は企業様の動画制作をする際、必ずChromeで検索をして情報を集め「動画制作をすべきか否か?」の妥当性を考えます。このプロセスをすっぽかした動画制作をすると「ビジネス的に効果のない動画」が完成する可能性が高まるので要注意です。
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>>Google Chromeの初期設定。私が使っている拡張機能○選。
>>動画制作の相談が来た時に最初に考えること
Google ドキュメント:企画・構成・台本制作
Googleドキュメントは企画・構成・台本を制作するときなど「文章を書くとき、文章を書いて考えるとき」などに使います。
- 共同編集ができる
- コメント機能が使える
- サクサク動く
これら3つの特徴があるので、台本の共有や修正、企画構成の確認をするときなどにも使えます。
他にも台本の添削やMTG議事録のリアルタイム共有にも使えますね。
Gmailのアカウントがあれば無料で使えますので、ぜひ活用してみてください。
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>>Google ドキュメントの動画制作における活用法
Googleフォーム:ヒアリング・アフターフォロー
Googleフォームは「動画制作前のヒアリング」や「納品後のアフターフォロー」などで活用します。
第三者の方に営業やヒアリングを依頼する時に、必ず聞いておいて欲しいことを明確にするために準備することが多いです。
こちらもGmailのアカウントがあれば無料で使えますので、ぜひ活用してみてください。
また、私のSTOREで『動画制作ヒアリングシート』を無料でダウンロードできるので、動画制作の仕事をしてる人はぜひダウンロードしてみてください。
どの動画を作る上でも最低限抑えるべき項目をまとめてあります。
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>>【動画制作・企画入門】Googleフォームを活用したヒアリング方法
>>【動画制作・アフターフォロー】Googleフォームを活用し改善する方法
Adobe InDesign:仕様書、提案書作成
Adobe InDesignは仕様書や提案書のデザインを整えるために使っています。1つテンプレを作っておくと、他の案件でも使いまわせるのでオススメです。
クライアント様が見る資料をキレイに整えることで、仕事をスムーズに進めることができます。
「見やすく」「わかりやすい形」で情報共有をすると、仕事関係者に喜ばれますので、余裕がある方はデザインを整えてみてください。
Adobe Premiere Pro:素材カット、結合、テロップ編集
Adobe Premiere Proは動画素材のカットや結合、テロップ編集などをするときに使っています。メインの編集はVyondでやっているので、サブで使う感じですね。
Adobe Premiere Proは動画編集をするのであれば、最低限使えるようにしておいた方が良いツールです。
Adobe系のツールは公式のチュートリアルやYouTubeの解説動画が豊富なので、それらを活用しながら使い方を覚えてみましょう!
Adobe Photoshop:サムネイル制作
Adobe Photoshopは動画のサムネイル画像を作るときに使います。
このブログのアイキャッチ画像などもPhotoshopで作成しています。Premiereと合わせて使い方は覚えておいた方が良いですね。
Motion Elements:動画素材収集
動画制作をする際に重宝するのがMotion Elementsです。
- 無制限定額プランあり
- 費用は年25,800円
- 300万種類以上の素材あり
- ロイヤルティフリー
- テンプレートなども豊富
- 画像や音楽、効果音などもあり
自分で準備するのが大変な実写素材も、MotionElementsで検索をするとカンタンに見つかります。
アニメーション映像と実写映像を組み合わせると、動画にリッチ感が出るので、企業向け動画制作をする場合は活用必須と言えるでしょう。
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>>【実際に使ってます】MotionElementsの活用事例【オススメの動画素材サイトの紹介】
Vyond:アニメーション動画制作
Vyondはアニメーション動画制作ツールです。私はProfessionalプランを使っています。
アニメーション制作ができるツールは他にもありますが、今のところVyondが一番使い勝手が良いですね。
Vyondの各プランに関して、詳しくは下記記事で解説しています。
Vyondの公式ホームページは下記リンクからどうぞ。
ギガファイル便:素材、動画ファイルの共有
ギガファイル便は動画作成に必要なファイルの共有や、納品データの送付に活用しています。
ユーザー登録不要、無料で使えて、容量無制限(1ファイル200Gまで)でファイルが送れるので重宝しています
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>>【動画ファイル共有の基本】ギガファイル便の使い方
Vimeo:動画共有サイト
Vimeoは動画共有サイトです。公開範囲の設定などが細かくできるため、活用しています。
私は月額2000円のVimeo PROプランで契約し、自社で制作した動画をストックしています。
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>>【なぜ?】YouTubeではなくVimeoを活用している理由
Discord:チャットツール
Discordは動画制作チームのコミュニケーションツールとして活用しています。
音声やチャットのやり取りがしやすく、2年以上愛用しています。オススメです。
スキルを習得する
公式サイトのチュートリアルをやる
新しいツールを使う際は、まず「公式サイトのチュートリアル」を検索しましょう。公式のチュートリアルを活用するメリットは、基本となる正しい使い方を無料で理解できる点です。
中には公式のチュートリアルやヘルプページを活用しない人がいますが、公式ほど正しい情報を伝えてる情報発信者はいないので、まずはそこで基本を抑えることをオススメします。
まずは公式情報を抑える。これはどのツールを使う上でも応用が効く基本スタンスです。
その後、実践をしていく上でわからないことがあった場合は、検索をしたり、お金を使ったりして、学びのショートカットをしていきます。
YouTubeで検索する
スキルを習得する上で役に立つのがYouTubeの解説動画です。有名なツールであれば、だれかが解説動画を上げていますので、それを試してみるだけでも基本的な使い方はマスターできます。
難点があるとすれば「解説されている内容が最新情報ではない可能性がある」点です。しっかりと動画投稿日などを確認して、できるだけ最新情報から学ぶようにしましょう。
最近はYouTubeで様々な優良情報が手に入るので、非常に便利な時代になりましたね。
Udemyで講座を受講する
検索をしたり、YouTubeを見ても満足できない場合は、お金の力を借りて『Udemy』で講座を検索してみると良いです。
ちなみに『Udemy』の有料講座を受講する場合は、セール期間に受講するのがオススメです。
『Udemy』では通常24,000円などで講座が受講できますが、セール期間になると95%OFFの1,200円で同じ講座を受けることができたりします。無駄な出費を抑えるためにも『Udemy』で講座を受講する際はセール期間に受講することを忘れないようにしてください。
『Udemy』のセール期間の通知設定は「右上アイコン→アカウント設定→お知らせ」から設定可能です。
私は価格がだいたい1,500円前後になっていたら、購入してOKであると判断しています。
Movie Hacks:YouTube向け動画編集講座
YouTubeに特化した動画編集の講座に関しては、こちらのYouTube向け動画を制作している講師が制作した『MovieHacks』がオススメです。
このような教材で学習するメリットは、決して公式からは発信されない「実践的なノウハウ」を学べる点にあります。
より実務的な動画編集スキルを身につけることで、案件獲得も容易になってくるので、YouTube向け動画の案件に興味がある人は受講を検討してみても良いでしょう。
Animation Hacks:アニメーション講座
Vyondの使い方に関する講座に関しては、こちらのAnimation Hacksが初心者でも網羅的に学べてオススメです。
私はVyondを始めた当初、こちらの講座を受講して基本的な使い方などをマスターしました。
講座受講から3日ほどで制作した動画がこちら。
今になって見返してみると、あまり良い提案動画になってないですねw
Vyondで稼ぎたいなら、まずはこの講座でVyondを活用した動画制作の基本を抑えておくことをオススメします。
実績を作る
スキルを習得した後にやるべきこと。それは実績を作ることです。
スキル習得までは、あくまでチュートリアル。仕事として稼いでいくのであれば、ここからが本番です。
量をこなす
「実績を作る」と言うと、何かすごいことをしなければならない感じがするかもしれませんが、その必要はありません。
まず意識すべきが、とにかく量をこなすこと。たくさんの動画を作ることです。
具体的には、最低でも週1本、できれば3日で1本は作りましょう。欲を言えば、1日1本作りたいところです。
「そんな動画制作に時間が取れない!」という人は「時間管理」を徹底しましょう。あなたより確実に忙しいであろうアメリカの大統領でも1日は24時間。時間は皆に平等。その時間をどう活かすのかは自分次第。なので、しっかり時間管理を意識していきましょう。
この話をすると「量より質のほうが大事じゃないの?」「1日1本作るより、1週間で1本作った方が良くない?」と考える人もいますが、そうではありません。実際に仕事で動画制作の案件を受注する際は「納期」が決まっており、その期間内で動画を仕上げる必要があります。
仕事では「納期を守ることが第一」であり、「自分で宣言した期限内に動画を作る能力」は仕事を請け負う上で満たすべき最低条件です。
だからこそ、初めから「自分で納期を決めて=1週間で1本、3日で1本など決めて」動画を作り続けることが大切です。そして、その限られた時間内で「いかに質の高い動画を作れるか?」を試行錯誤し、質を上げていくことが、動画制作者として仕事をしていく人に求められる心構えになります。
自分の心理的負担を下げるために、納期を決めず、ダラダラと動画制作をする人は、選ばれない動画製作者の典型例ですので、ご注意ください。
ちなみに制作する動画の長さは1〜2分で良いでしょう。1〜2分でテンポよく、思わず最後まで見てしまうような動画が制作できると上出来です。
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>>【なぜ?】初心者フェーズの時は「量」をこなすべき理由
質を上げる
「量をやる」を大前提とした上で目指すべきは「質の向上」です。ここでいう動画の「質の向上」とは、、、
- 台本
- 配色
- フォント
- デザイン
- テンポ
- BGM
- 効果音
- テロップ
- 間
- etc
などなど、「動画を構成するそれぞれの要素」を「意図的に、狙いをもって改善をしていくこと」です。
逆に言えば、「なぜその言葉なのか?」「なぜそのBGMなのか?」「なぜその配色なのか?」などといった問いに答えられない動画=質が低い動画と言えます。
動画制作の仕事をするのであれば、これら動画の質は「あったら良いもの」ではなく「最低限なければならないもの、あって当たり前のもの」です。そして、そのレベルというのは「お金を支払ってでも良いと思える質」でなければ、仕事にはなりません。
たまに、友人や知り合いに動画を見てもらい「めちゃいいじゃん」と言われて満足してる人がいますが、それはアウトです。それはなぜか?というと、その「いいじゃん」は「お金を払ってない」「知り合い」の評価であり、たいして参考にはならないからです。
ここの基準値がゆるい人=動画の質が改善されない人なので、残念ながら大した仕事は来ません。
そして、この「質を上げる改善」は動画制作をする上で、ずっと続けていかなければならないことです。終わりなき改善を繰り返し、自分だけが作れる最高の動画を作り上げていきましょう。
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ポートフォリオ=制作事例集を作る
Youtubeの動画を作るにしても、企業案件の動画を作るにしても、どちらにしても必要になってくるのが「ポートフォリオ=制作事例集」です。このポートフォリオに掲載されている動画の質によって、動画編集者としての価値が決まります。
ポートフォリオは動画制作者の大切な営業ツール。最初はポートフォリオを作り込んでいくことが大事です。
もっというと、指名される形で仕事を取っていきたいのであれば「LP(ランディングページ)」を作った方が良いです。理由は簡単で、 LPがあった方が仕事をとれる可能性が格段に上がるから。
特に1本5万円以上の仕事をしたいのであれば、自分の提供できる価値を言語化したLPは必須であると言えるでしょう。
初心者の人であれば『ペライチ』というツールを使って、LPを試しに作ってみるのがオススメです。
LPの作り方に関しては、別の記事で解説します。
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>>【フリーランスの営業道具】使えるポートフォリオ=LPを作る方法
ルールを理解する
Vyondで動画制作をする場合は、しっかりとVyondのルールを理解し、それを守る必要があります。
特に理解しなければならないのは「シート」と「映像利用権」についてです。
Vyondで第三者の動画を作る場合は、2つの選択肢があります。
- シートに招待してもらい、依頼主のファイル上で動画制作をし、そのまま納品する方法
- 自分のアカウントで動画を作成し、完成したデータを納品する方法
詳しくは下記記事をご覧ください。
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>>【初心者向け】Vyondのシートに招待してもらい動画制作をする方法
>>【初心者向け】Vyondの映像利用権って何?第三者に商用利用目的の動画を作る際に絶対にやるべきこと
稼げるVyond動画クリエイターになるには
初めに申し上げておくと、Vyondを活用して稼ぐ方法は無数にあります。それらの中で「何をすべきか?」を決める上で大事なことは「自分は何が得意なのか?」「いくら稼ぎたいのか?」「リスクはどこまで取れるのか?」といった前提条件です。
詳しくは下記記事で解説しているので、是非読んでください。
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>>【最重要】常に自己理解を念頭に行動すべき理由【前提条件の話をします】
ここでは自己理解ができていることを前提に、どのように稼げるようになれば良いのか?を解説します。
稼いでる人の仕事仲間になる
ぶっちゃけ、これが1番確実な方法です。
「稼いでる人」と書きましたが、ようは「普通に仕事をしてる人」のことです。やたらと稼いでるアピールしてる人ではなく、手堅く仕事をしてる人の方がオススメです。
例えば、企業向けの動画制作で稼ぎたいのであれば、それをメインに稼いでる人と一緒に仕事をすれば、必要なスキルや仕事のフローが分かります。
ただ、ここで注意しなければならないのは「その人が何を強みにして稼いでるのか?」をしっかりと分析し、理解することです。
稼いでるっぽい!という雰囲気と、その場の勢いだけで関わる人を決めると、あとあと後悔します。
月収○○万円という数字だけではなく、その中身をしっかりと調べましょう。
- 企業向けに動画制作をして稼いでる人
- YouTubeチャンネル運用で稼いでる人
- コンサルをして稼いでる人
- コミュニティ運営で稼いでる人
- 教材販売で稼いでいる人
- その他
などなど、様々な稼ぎ方をしてる人がいます。どの稼ぎ方が良い悪いという話ではなく「自分に合うのは何か?」「自分が目指すものは何か?」を前提に、関わる人を決めていくことが大事です。
将来的にYouTubeチャンネルを運用して稼ぐ気がないのに、YouTube系の動画制作案件をこなしていても効率が悪い、ということですね。
動画制作者としての自分のキャリアをしっかりと考えていきましょう。
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>>【仕事の基本】信頼を得ることが大切な理由とその方法
Twitterをやる
Twitterは最速で情報が集まるSNSであり、無料で使えて、文章を打つだけで手軽に情報発信ができるツールなので、初心者の人にもおすすめの情報発信、情報収集ツールです。
Twitterは怪しいと思われがちですが、私は仕事仲間も営業してくれる仲間も、Twitterで見つけました。ちゃんと発信すれば、ちゃんとした人が集まります。
ある程度のフォロワー数がいるアカウントを持っていると、無料で広告を打ち放題になってるのと同じような状況になるので、動画制作に関わらず、どんなビジネスをする上でも有利になります。
また、動画制作の案件を依頼される際に「Twitterに掲載するよ用の動画を作りたい」などといった依頼をされる場合があります。そのとき、SNSをより深く理解した動画を制作した方が当然効果が高いので、SNSは毛嫌いせずに試してみるのがオススメです。
ちなみに私のツイッターアカウントはこちらです。
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YouTubeチャンネルを運用する
動画制作をするのであれば、必ずYouTubeに動画を投稿してみましょう。
私はYouTubeチャンネルを複数運用していますが、そこから仕事の依頼が来たり、YouTubeのアナリティクスを理解することで、1つ深い視点から動画制作を考えられるようになりました。
動画制作者のYouTube活用はビジネス的にも学び的にも、非常に相性が良いです。
また、YouTubeを運用することで「人に見られる動画」を作ることがどれだけ難しいことかも理解することができます。
例えば、YouTubeには視聴者維持率という概念があります。「視聴者維持率=視聴者がどこまで動画を見たのか?を数値化したもの」です。その数値を見ると分かりますが、ほとんどの動画は視聴者維持率が半分にも届きません。これは動画を再生した人は半分も見ずに離脱してることを意味します。
「動画を作っても見てもらえない可能性がある」ということを考慮するだけで。ほかの大多数の動画制作者から一歩抜きん出ることができますよ。
実際にYouTubeを活用して稼ぐ方法は、広告収益を得る方法、自社教材を売る方法、自社サービスの集客に使う方法などたくさんあります。詳しくは他の記事をご覧ください。
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>>【初心者向け】YouTubeをビジネスに活用する方法【広告収益モデルだけだとキツイです】
動画制作の仕事を請け負う
Vyond動画クリエイターとして稼いでいくのであれば、企業様から動画制作案件を請負い、動画制作の仕事をすることもオススメです。
多くの方がやっているYouTubeの動画制作案件は動画時間8〜12分程度の動画で、1本5000〜12000円程度の案件が多いです。ですが、企業様の動画制作案件は動画時間30秒〜3分ほどと短めの動画で、1本3〜50万くらいの案件があります。
企業様の動画制作は、企業様の要望ごとにオーダーメイドで動画制作をするので、単価も上がります。
YouTubeの動画制作は「どんな動画を制作するか?」を発注者が事前に決めており、動画クリエイターはそれに沿って動画を作ります。つまり、文字起こしならぬ「動画起こし」をしてるだけの状態なので、自ずと単価も上がりづらいです。
一方で、企業様向けの動画制作は「なぜ動画を制作するのか?」「どんな動画を制作するか?」など「企画」「構成」「台本制作」などの部分の仕事も請け負うので、高単価の仕事になるということですね。
企画、構成、台本制作などに関しては、話すと長くなりすぎるので、べつの記事でまとめます。
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>>【初心者向け】YouTubeをビジネスに活用する方法【広告収益モデルだけだとキツイです】
さいごに
ということで今回は稼げるVyond動画クリエイターへの道をサクッと紹介しました。途中、抜けている箇所が多々あるので、時間を見つけて更新していきます。