- 『Vyond(ビヨンド)』を使ってみたいと思ってるんだけど…
- そもそも『Vyond(ビヨンド)』が何かよくわかってない
- 価格や使い方も合わせて教えて!
YouTubeやTwitterで『Vyond(ビヨンド)』を知って気になってる人。でも「調べても分かりやすい情報がなくて困ってる」という人。非常に多いと思います。
私は2020年5月に『Vyond(ビヨンド)』を使い始めたのですが、当時もあまり情報がなく困っていました。しかし、今では『Vyond(ビヨンド)』を使って動画制作をし、仕事を頂くまでになっています。
とは言っても、まだまだ世間では『Vyond(ビヨンド)』って何?という状態です。
そこで、この記事では初心者の方にも分かりやすく『Vyond(ビヨンド)』とは何か?価格や使い方などの基本的な情報をまとめています。
『Vyond(ビヨンド)』がよくわからない人は、ぜひこの記事を読み「自分に必要かどうか?」をご判断ください。
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『Vyond(ビヨンド)』って何?
公式動画「What is Vyond」
『Vyond(ビヨンド)』はアメリカのGoAnimate(ゴーアニメイト)社が提供するアニメーション制作ツールです。
まずはVyond(ビヨンド)の特徴や操作感を確認しましょう!
Vyond(ビヨンド)の特徴・操作感・必要なモノ
Vyond(ビヨンド)は3つのスタイルと、合計1万9千種類以上の素材があり、初心者でも簡単、手軽にアニメーション動画を作ることができます。
ビジネス フレンドリー |
ホワイトボード アニメーション |
コンテンポラリー | 合計 | |
キャラクター数 | 794 | 257 | 288 | 1339 |
アクション数 | 1904 | 1564 | 903 | 4371 |
小道具数 | 4332 | 3071 | 4341 | 11744 |
テンプレート数 | 884 | 339 | 603 | 1826 |
合計 | 7914 | 5231 | 6135 | 19280 |
A.プレゼンテーションソフトのPowerPointやKeynoteに近い操作感です。
Vyond(ビヨンド)の強みは、Adobe Premiere ProやAfter Effectsよりも簡単な操作感でアニメーションを作ることができることです。
Vyond(ビヨンド)はクラウド型のサービスであり、インストールは不要ですが以下のモノは必要になります。
- パソコン
- ネット環境
- Vyondアカウント
私が使用しているブラウザはGoogleChromeですが、日中は比較的サクサク使えます。
スマホで編集はできず、また、ネット回線が重いと動作が重くなります。
Vyond(ビヨンド)を使った動画事例
Vyond(ビヨンド)には以下の3つのスタイルがあります。
<Vyond 3つのスタイル>
- ビジネスフレンドリー
- ホワイトボードアニメーション
- コンテンポラリー
それぞれのテイストで制作してるYouTube動画事例がこちらです。
ビジネスフレンドリー(スカッとLINE)
ホワイトボードアニメーション(サラタメさん【サラリーマンYouTuber】)
コンテンポラリー(両学長 リベラルアーツ大学)
上記の動画は全てVyond(ビヨンド)を活用して制作されています。
※Vyond(ビヨンド)は画像ファイルや動画ファイルをアップロードし、使うことができます。そのため、動画内で使用されている画像や特殊なイラスト、実写映像などの制作はVyond(ビヨンド)以外のツールを用いて制作されています。
よくある質問・勘違い
A.動画制作の部分のみだと「10分動画を1本作るのに約20時間」かかります。企画や台本制作、ナレーションの時間を入れると+4〜5時間はかかるでしょう。(あくまでも目安
参考までに、私が制作したとある動画の制作時間を掲載しておきます。
<10分動画の制作時間例>
- 企画・構成:45分
- 台本作成:3時間36分
- 音声収録:50分
- 音声編集:25分
- 動画編集(スライド作成):14時間
- 動画編集(エフェクト設定):4時間42分
- 動画編集(つなぎ合わせ):20分
- サムネイル:5時間
テンプレを作ったり、動画制作本数が増えるにつれて、作業時間は大幅に削減可能です。
最初の2〜3ヶ月は修行期間だと思って、黙々とハイレベルな動画を模写して学ぶのがオススメです。
Vyond(ビヨンド)で簡単、手軽に動画が作れる=だれでも質の高い動画をカンタンに作れるわけではないので、ご注意ください。
改善しない人は数ヶ月経っても、低品質な動画しか作れないので、やるなら時間の確保が必要です。
Vyond(ビヨンド)の初期費用は?
まず、Vyond(ビヨンド)は買い切り型のサービスではなく、毎月もしくは毎月定額の使用料を支払う、サブスクリプション型のサービスです。
購入にはクレジットカードが必要であり、最低でも月5000円以上かかるのでご注意ください。
初期費用は何で決まる?
<初期費用を決める要素>
- どこから買うのか?
- 期間はどれくらいか?
- プランはどれにするのか?
- いつ買うのか?
どこから | 日本の代理店から買う | 公式サイトから買う(英語) |
プラン | Professionalプランのみ | Essential / Premium Professional / Enterprise |
期間 | 1年契約のみ | 1ヶ月 / 1年 |
価格 | 165,000円(税込) | 最安49ドル(約5,240円)/月 999ドル(108,696円)/年 |
※Enterpriseは企業プランなので省きます。
複数の選択肢があるので、自分の条件に合う最適な選択肢を選びましょう。
どんな人が日本の代理店から買うべき?
「5万円の手数料を払ってでも、絶対に日本語のサポートを受けないと無理!」「海外のサイトから買うなんて怖くてできない」という人は日本の代理店から買うのがオススメです。
※そもそもVyond(ビヨンド)は英語表記のツールで、動画制作時も英語で検索しないといけないので、英語が苦手な人は学んでいきましょう。
どんな人が公式サイトから買うべき?
上記の条件に当てはまらない人は、基本的に公式サイトから購入した方がおトクです。
A.公式サイトから買う際は10%OFFになるクーポン「CREMEA10」をご活用ください。
上記のクーポンは、Vyond公式に発行していただいたクーポンで、全プランで使えるほか、更新時やシート追加時にも適用可能です。
詳しくは下記記事で解説していますので、合わせてご確認ください。
プランの比較表
それぞれプランで何が違うのか?を表にまとめました。※Enterpriseプランは企業向けなので、省いています。
Essential | Premium | Professional | ||
チーム管理 | ○ | |||
出力 | 720p | ○ | ○ | ○ |
1080p | ○ | ○ | ||
GIF画像 | ○ | ○ | ||
Vyondロゴ | ○ | |||
ブランディング | フォントのインポート | ○ | ||
小道具の色変更 | ○ | ○ | ○ | |
使えるテーマ | コンテンポラリー | ○ | ||
ビジネスフレンドリー | ○ | ○ | ○ | |
ホワイトボードアニメーション | ○ | ○ | ○ | |
画像・動画アップロード | ○ | ○ | ○ | |
価格(月間) | 49ドル | 89ドル | 159ドル | |
価格(年間) | 299ドル (49%OFF) |
649ドル (40%OFF) |
999ドル (48%OFF) |
「フォントで動画の印象は決まる」かつ「コンテンポラリーは企業向け動画作成に必須」なので、個人的にProfessionalプラン一択です。
詳しくは公式サイトにあるプラン比較ページをご覧ください。
\プランを比較してみる/
始め方は?
Vyond(ビヨンド)は14日間体験版があり、以下のような使える機能、使えない機能があります。
<Vyond(ビヨンド)体験版で使える機能>
- 外部データのアップロード
- キャラクター/小道具/グラフの挿入
- テキスト/BGM/効果音の挿入
- エフェクト設定
- カメラワーク設定
- テンプレートの選択
- 作成した動画のシェア(透かしあり)
<Vyond(ビヨンド)体験版で使えない機能>
- 動画/GIFの書き出し
- ロゴの削除
- キャラクターの一括変換
- フォントの追加
これらの機能だけでも十分にアニメーション制作ができるので、まずは14日間触ってみて、自分に合うか合わないかを試してみましょう。
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さいごに
Vyond(ビヨンド)はあくまで「動画制作ツール」の1つに過ぎません。
実際にVyond(ビヨンド)を自分のビジネスに活かせるかどうか?は、Vyond(ビヨンド)を購入した後の行動で決まります。
「自分もVyond(ビヨンド)を使えば稼げるかも!?」と適当な気持ちで始めた人の9割は3ヶ月も経たずにいなくなっていますので、始めるのであれば、しっかりと時間を確保できるタイミングで始めることをオススメします。
今の自分の実力の無さを認められない人は、必ず伸び悩みます。やるのであれば、行動と改善を積み重ねていきましょう。